【京都長岡京】西陣織の金蘭を使用した精巧な[『祇園祭』 山鉾のミニチュアを展示
京都府長岡京市にある「神足ふれあい町家」で、西陣織の金蘭を使用した精巧な祇園祭 山鉾のミニチュアの展示が開始されました。小さいながらも精巧な山鉾の姿を見てきましたので、その様子をご報告いたします。
「神足ふれあい町家」で「祇園祭 山鉾ミニチュア」展が開催
京都府長岡京市の「神足ふれあい町家」で「祇園祭 山鉾ミニチュア展」が開催されました。
ギャラリー内には小さいながらも精巧な祇園祭の山鉾のミニチュアがずらりと並んでいました。
いずれも今にも巡行しそうな精巧さで、細部までこだわって作り込まれています。
それもそのはず、このミニチュアはオーダーメイドの箱の製造を手掛け、オリジナルの紙工芸品なども製作している「ボックスヒシダ」さんが手作りで制作されているのです。
さらに西陣織の金蘭を使用し、本物志向と高級感も高めていました。
一堂に並んだ山鉾に囲まれていると祇園祭のお囃子が聞こえてくるようです。
「旧石田家住宅」をレンタルスペースとして貸出
「神足ふれあい町家」は国登録有形文化財 江戸末期の町家「旧石田家住宅」を長岡京市が購入し、市民の憩いの場として開放しています。
「祇園祭 山鉾ミニチュア」を展示しているギャラリーはもちろん、町家の畳部屋をレンタルスペースとして貸し出したり、駄菓子やカフェ、お庭などが利用できます。
子供たちが駄菓子を買いに集まり、その場で遊びまわる姿は、かつての地域コミュニティーを彷彿とさせます。
地域のイベント情報も余すことなく発信されていて、新たなイベントの発見にも役立ちます。
「神足ふれあい町家」は市内の住人以外もお気軽に利用できますので、精巧な「祇園祭 山鉾ミニチュア」を鑑賞しつつ、町家カフェで一服し、歴史ある町家の建物やお庭を見学してみてはいかがでしょうか?
基本情報
<「祇園祭 山鉾ミニチュア」(ボックスヒシダ)展>
◇開催日時
・7月1日~7月末日頃
・09:00~18:00
◇開催場所
・神足ふれあい町家
◇入場料
・無料
<神足ふれあい町家>
◇開館時間
・09:00~18:00
◇休館日
・12月28日~1月4日
◇入館料
・無料
アクセス
◇所在地
長岡京市神足2丁目13番10号
tel.075-951-5175
◇電車
・JR京都線:長岡京駅より 徒歩8分
◇バス
・市バス:JR長岡京駅(西口)より 徒歩8分