【伊豆】まぶしっ! 純金ソフト 砂金もゲット 土肥金山をもっと楽しむ ～新間いずみ1万円ひとり旅～
静岡・伊豆市にある観光施設・土肥金山で、砂金採りに挑戦。しかも金は採るだけでなく、食べることもできました。
静岡発のアイドルグループ、fishbowl(フィッシュボウル)の新間いずみが、予算1万円で行きたいところに旅をする「新間旅」。今回は伊豆半島の西側を旅します。
一獲千金へ「砂金館」
「土肥金山」は坑内探検ができ、ギネス記録にも登録されている金塊に触れることもできる施設です。
金に触れるだけじゃ物足りない、私もやっぱり金が欲しい!
案内してくれるのは、土肥金山の國分歩さん。金ぴかの法被で迎えてくれました。
國分さんが案内してくれたのは38億円の巨大金塊を展示している黄金館から歩いてすぐ、「砂金館」です。
その名の通り、ここでは砂金を採ることができます。
体験料は大人30分1000円で、お得なセット割引もあります。
中に入ると水槽のようなものが何列もありました。
水槽の中には砂と温水が入っていました。
水槽の縁にはちょっと変わった形の緑のお皿と、小瓶が置いてあります。
お皿には段がついていますが、これを使って砂の中から砂金を見つけ出すようです。
砂金採りのやり方
砂金の採り方を実際に國分さんに見せてもらいました。
まず置いてあった小瓶いっぱいに水槽に入っている温水を入れます。この瓶を砂金で埋め尽くしたい!
そして緑のお皿を水槽内に入れ、中に入っている砂をお皿いっぱいにすくいます。
砂はできる多くすくったほうがいいそうです。
そのお皿を水槽内で揺らしながら、ひたすら砂を落としていきます。
この砂を落とす作業を4〜5回繰り返していくと、お皿にきらりと光るものが残ります。これが砂金です。
國分さんさすがです。一発で砂金を見つけてしまいました。
その小さな砂金を指の腹で採り、小瓶の中に入れます。
いざ砂金採りに挑戦!
たくさん砂金を採って大金持ちになるぞと意気込み、私もいざ砂金を採ります。
冬場の水槽内には温泉が入っており、温かくて気持ちよかったです。
早速まず1回目やってみると砂金は一つも入っていませんでした。
先ほど國分さんは結構簡単に砂金を見つけたように見えましたが、砂を落とす加減が難しく苦戦しました。
さらに國分さんのアドバイスの元、２回目の挑戦をしたところ、なんと4粒の砂金をゲット!
夢中になって、よしこの調子でもう一度と思いましたが、あっという間に30分の取り放題は終了。
人によっては30分で100粒ゲットする人もいるのだとか。
砂金は持ち帰れます
採った砂金はそのまま小瓶で持って帰ることもできますが、オプション料金で記念に採った砂金を入れてペンダントにしたり、ストラップにして持ち帰ることもできます。
今回私は「キーホルダー(1300円)」にしてみようと思います。
私が採った4粒の砂金を入れてもらう際、気を遣って1粒増やしてくれました。
キーホルダーは開けることができるので、あとから追加で砂金を入れることができます。
こんなに金に囲まれ、金運のパワースポットでもある「土肥金山」で働く人こそ、その影響を1番に受けていそう。
國分さんに、ここに勤めてから金運は上がりましたかと聞くと、「それよりここに来てくださる皆さんの金運を願っています」と言われました。
上手くかわされました。着ていた金の法被よりまぶしい笑顔でした。
ちょっと早めのお昼ごはん
続いてやってきたのは「本館」。
1階は売店、2階は食事処になっています。
お腹も空いてきたので、まず2階の「食事処 葵」で昼食を取ります。
店内は広々としていて、エレベーターもあるのでベビーカーでも安心です。
太刀魚天丼
ここでの人気メニューは、まず数量限定の「太刀魚天丼(1700円)」です。
タチウオと言えば長ーいお魚ですが、丼から両端がはみ出していました。
どんこそば
大きいシイタケが入っている「どんこそば(930円）」も人気商品です。
どんこというのはシイタケの品種のことではなく、かさが7分以下しか開いていない段階で採取し、乾燥させたものです。
どんこは、ここ伊豆市の名産品なのです。
イズシカカツ定食
なかなか他で見ない伊豆半島のシカ肉「イズシカ」を使用した「イズシカカツ定食(1430円)」が人気だそうです。
いわゆるジビエ料理を食べたことがなかったのと、思わず口に出して言ってみたい料理名だったので、「イズシカカツ定食」を注文することにしました。
メインのイズシカのカツ、サラダ、みそ汁、ご飯、昆布の佃煮、たくあんがセットになったボリューミーな定食がやってきました。
「ジビエ料理はクセがあり匂いもキツイことがある」と、なんとなく聞いたことがあったので、食べることができるか内心ドキドキしながらカツに箸を伸ばしました。
シカし(シカだけに)、そんな心配などいりませんでした。
衣はサクサクでシカ肉はしっかりしていて、かみ応えがあり、かめばかむほどうま味を感じます。とてもおいシカった(シカだけに)です!
無事に新間いずみ、ジビエ料理デビューができました。
お土産も金がたくさん
腹ごしらえもしたところで、1階の売店でお土産を見ました。
ここでも人気のお土産を教えもらいました。
カステラの表面に金箔が乗った5枚切りの「金箔カステラ(1500円)」。
金箔が乗っていて高級な雰囲気がありますが、お値段は1500円とリーズナブルです。
10枚切りの「土肥金山カステラ(1250円）」も人気で、金箔は乗っていませんが、大きくてお値段がお得です。
私が特に気になったのは「金箔チーズケーキ(1300円)」。
ケーキの中で一番チーズケーキが好きなので、金箔入りのチーズケーキは特に気になりました。次に来たときは絶対に買いたいと思います。
その他にも「埋蔵金のきんつば(2500円)」「金のゴルフボール(2200円)」などユニークなお土産だらけでした。
私は旅の予算の都合上、今回購入できませんでしたが、また来た際には絶対買いたいと思います。
神々しい「純金モリモリソフト」
さらに1階には喫茶「金の砂」という喫茶店がありました。
ガッツリお腹は空いていないけどゆっくりしたい時にぜひとも寄りたいお店です。
そこでは見た目のインパクト抜群、金箔が1枚まるまるぜいたくに巻かれたソフトクリーム「純金モリモリソフト(1000円）」が売られていました。
店員さんが慣れた手つきで、ソフトクリームの上に金箔を乗せています。
そよそよ風に当たると金箔が揺れてキラキラが増し、食べるのがもったいないくらい輝いていました。
喫茶店の外にはフォトスポットもありました。
ところが、旅の予算は1万円、純金モリモリソフトを食べるお金がないので、今回は記念撮影だけとなりました。
こちらも次回来た時の食べるものリストに追加しておくことにします。
「金のように輝きたい」と思える施設
見て触れて食べて、いろいろな形で人々をワクワクさせる金。
キラキラ輝くものは魅力的だなと思い、私もそんな人でありたいなと思いました。
［砂金入りキーホルダー 1300円］
［イズシカカツ定食 1430円］のこり 4970円
■施設名 土肥金山
■住所 静岡県伊豆市土肥2726
■営業時間 9：00〜17：00 (坑内めぐり入場受付16:30 夏季延長あり)
■定休 なし (12月に休業日あり)
■問合せ 0120-08-2726
■駐車場 あり
取材/新間いずみ