チュートリアル・徳井義実さん1周目。熱烈な車愛を存分に語る
カーマニアの安東弘樹が、これまた車が大好きな方をお迎えしてお送りする30分。
今週はお笑いコンビ「チュートリアル」の徳井義実さん登場!
今回は徳井さんの思い入れの強い愛車を伺いました。
車が好きになったキッカケ
車に限らず「乗り物」が大好きな徳井さん。
そのきっかけを伺うと、どうやらお父さんの影響だとか…。
徳井さんのお父さんはどんどん車を乗り換えるような人だったらしく、レパードJフェリーから、ある日突然、なんの前触れもなく古めのマスタングを購入。
20インチのタイヤの乗り心地の悪さを感じつつ、そんなお父さんの背中を見ながら車愛を育んだとか。
徳井さん拘りのファーストカー
徳井さんが初めて購入した愛車は、同じ芸人仲間の奥様が乗っていたフォルクスワーゲン・VENTO。
10万円ほどと激安で手に入れたそうです。
そしてご自身自ら選んで購入した最初の車は、チャイナブルーのプジョー306カブリオレ。
オープンカーに乗るんだったら若いうちからじゃないと意味がないと思い込み、まずはアルファロメオのスパイダーを検討したものの、月収5万円程度の収入じゃとても買えない。
そこで見つけたのがプジョー306カブリオレの中古車。
ローン審査も通り、無事に購入に至ったそうです。
「プジョーに乗ってる俺」。
当時、フランス車オーナーの優越感と言いますか…デザインもカッコいいし、他の人とは違う自分に酔いしれていたそうです。
そしてカブリオレということは、つまり憧れのオープンカーなわけで…
当時、お付き合いしていた女性を乗せてオープンで走ったことも。
しかしものの数分で「髪型か崩れる」とか「紫外線が…」とか…
それ以来、オープン状態で女性を乗せることはなかったそうです。
ちなみにプジョーの思い出を伺うと「車上荒らし」。
某牛丼チェーン店の駐車場に停めていたら、見事、被害に。
その当時について徳井さんは「せめて前日に出会った女性の連絡先だけでも返して欲しかった」と振り返ります。
名車BME Z8
徳井さんの愛車歴の中でもアンディが特に気になったのがBMW Z8。
30代後半の頃の愛車だそうですが、購入動機は東京に出てきたばかりの20代の頃。
当時、車雑誌に掲載されていた高田純次さんの愛車がBMW Z8でして、その黒いボディに赤い内装の凛々しい姿に一目惚れ。
それから憧れの1台となったそうですが、なかなかハードルの高いマシンでして…
そして訪れた30代の後半のある日、まさに黒いボディに赤い内装のZ8の個体に巡り合い、悩んだ末に購入を決断したそうです。
ちなみに徳井さんが購入した個体は、以前、高田純次さんの愛車だったことが判明。
つまり徳井さんがZ8に憧れたキッカケの個体そのものと奇跡的な出会いだったそうです。
しかし当時、あまりにも忙しかった徳井さんはZ8に乗ることができず、車に申し訳ないとの思いから手放してしまったそうです。
(TBSラジオ『GARAGE HERO’s~愛車のこだわり~』より抜粋)