妊婦健診で娠高血圧症候群となり、即入院宣告。その後、壮絶な28時間の出産。我が子に会えた瞬間は一生忘れない【たまひよ 出産体験談】
こんにちは。たまひよONLINE編集部です。
たまひよのアプリ「まいにちのたまひよ」のルームに寄せられたみんなの「出産レポート」から、pocoさんの出産体験談をお届けします。
出産レポ
birthday:2024.04.12(Fri)
AM8:39
39w5d/21h45m/boy/3090g/49cm
4/8
午前中、妊婦健診で血圧上140超えで妊娠高血圧症候群の可能性のため、「今日から促進剤を打って出そう」と言われ、急に即入院宣告(「蛋白±、症状なしやのになんで?」と思う)
とりあえず一旦帰宅、準備して昼から入院
だがしかし、その後、血圧落ち着く。「2日は様子みたい」と言われ、2日いるが、血圧が落ち着き、「促進剤は入れられない」と言われる。
4/10
10:00帰宅
4/11
早朝4:30
水が出てくる感覚で起きる。出方的に破水だとすぐわかり病院に電話、水が止まらなすぎて股にタオル挟んで病院へ。病院着いて破水確定即入院。
(「ちょっとまって昨日帰ってきたばっかやん、24時間も経ってないのに」と思ってたら、担当医に「おかえりなさい」と言われる)
内診で子宮口1.5cm赤ちゃん全く降りてきてない
陣痛も始まる気配ない
ラミナリア入れよとなり入れる
「入れても明日くらいかな〜」と言われ、その時はまだ痛くないから余裕ぶっこく
数時間後に急に痛みが規則的。7.8分間隔めちゃいたい
〜ここから第一の魔の時間が始まる〜
14:00くらい
2.3分間隔になり内診したら3cm。
進みがいいのでラミナリア抜かれる
ここから急にペースダウン
間隔は2.3分のまま子宮口が全く開かない7時間。絶望。
痛みに耐えながら病院徘徊する。赤ちゃんと神に祈り散らかす。
23:30
痛すぎて震える。内診懇願。
子宮口5cmになってて、急いで震えながら両脇支えられながら分娩台へ
「ご主人呼んで!」と言われ、震える声で電話。
4/12
0:00
夫到着 もうすぐと期待が高まる。がしかし
〜ここから第二の魔の時間が始まる〜
ひたすら2.3分間隔の陣痛に耐えつつ、あからさまに痛みが強くなる
5:00
内診5cm。絶望中の絶望。この5時間なんやったんや感。
恥骨がとりあえず痛い。おしり押さえても意味ない。恥骨。とりあえず恥骨。痛すぎて先生に帝王切開懇願する。拒否られる(当たり前)
6:00
「進みが悪いから促進剤入れるけど、微量から始めるから効き始めても1時間後」といわれ絶望。
がしかし、点滴し始めてから急に1分感覚。痛みもキョーレツすぎる。
内診懇願。拒否られ続けて、「イキみたくなってきた」と嘘つく。そしたら内診したらなんと9cm
「やっぱりな!!!」と思う。ちょっと恨む。いや、かなり恨んだ。
暗くして夫がヒーリング音楽かけてくれてた分娩室が、急にお産モードで明るくなり、人も機材もどんどん来るし、急にワタワタ。分娩台もトランスフォームして赤ちゃんのコットも運ばれてくる。
いよいよ!!と思ってたら隣の分娩室も子宮口全開
「どっちが早いか?」みたいな会話が聞こえてくるも、隣に負ける。
声振るわせながら「い゛〜い゛〜な゛ぁ〜〜」って言ってたら、「何言ってんのもう出るよ!」って言われて最後の力を振り絞る。
もう怪獣どころの騒ぎじゃない。
2〜3回イキんで、死ぬほど見た
助産師さん「はい、もう力抜いて〜」が聞こえてきて、やっと終わったと実感
8:39
ドゥルンと誕生
出てきて顔も見えてない段階ですぐ泣いて
そっこーでカンガルーケア
あったかくて、か弱めの声で泣いてた
この時まだ全然顔見えなかった。
後処理が割と痛くて、赤ちゃん見て誤魔化してた。
助産師さん「胎盤見ますか〜?」
私「見ないです!(食い気味)」
助産師さん「わかりました〜(食い気味)」
この流れ面白かった(笑)
取り上げられた後はひたすら縫合に耐える
地味に痛い。
最後の最後に分娩直前後だ!け!血圧が高く結果妊娠高血圧症候群の診断がおりました。
MFICU(母体集中治療室という名の快適個室)で過ごしました。
破水からカウントして壮絶な28時間だったけど、
あんなに会いたかった我が子に会えた瞬間は一生忘れないし、その瞬間どんな痛みやったか忘れた。
今は色んな不調はありつつ寝不足やけど、ひたすらに愛おしい我が子の寝顔で全部吹っ飛ぶ。
今の時期過ぎて欲しくない気持ちもありつつ、スクスク育つんだぞーの気持ち
生まれてきてくれてありがとう。
いかがでしたか? たまひよのアプリ「まいにちのたまひよ」では、もっとたくさんの「出産レポート」を読むことができます!
●この記事は個人の体験記です。
●記事の内容は2024年4月の情報で、現在と異なる場合があります。