沖縄料理店で炒飯?!沖縄の伝統と現代のアレンジが融合「島唄と地料理 とぅばらーま」(那覇市)
那覇市を代表する観光地・国際通り。たくさんの飲食店があり、「どこでランチを食べよう?」と悩むことがあるかもしれません。 そんなときは、「島唄と地料理 とぅばらーま」がおすすめです! こちらでは、沖縄料理のひとつ「ラフテー」を使った絶品炒飯が味わえます。 ※掲載情報は取材時(記事掲載時)の情報となります。各スポットの最新情報は公式サイト・SNSなどをご覧ください。
アクセス抜群!国際通りにある「島唄と地料理 とぅばらーま」
島唄と地料理 とぅばらーまは、牧志駅から徒歩1分のところに店舗を構えています。国際通りに面している上に、外壁を覆い尽くすほどの緑と大きな三線が目印になるため、迷う心配はないでしょう! ちなみに、とぅばらーまとは八重山地方を代表する民謡です。夜は沖縄料理を味わいながら、三線・島唄のライブを楽しめます。 ライブを楽しみたい方は、ぜひ夜に訪れてみてくださいね。 島唄と地料理 とぅばらーまの専用駐車場はありません。 ただ、「タイムズ牧志2丁目」「アップルパーク牧志2丁目第1」「タイムズ牧志2丁目第3」などのコインパーキングがあるので、車でもアクセスできますよ!
沖縄の懐かしい家並みが再現された店内
店内に一歩足を踏み入れると、古き良き沖縄の原風景が目の前に広がります。まるでタイムスリップしたかのような雰囲気に心躍ります。 木の温もりが感じられる赤瓦の屋根や石畳など、細部にまでこだわった伝統的な意匠が、沖縄の風土や文化をそのまま映し出しています。 沖縄といえば赤瓦の屋根のイメージが強いですが、昔はわらぶきの家もあったのだそう。そのため、店内にはわらぶきの家を再現したスペースもあります。 また、牛車をイメージしたスペースもあり、見ているだけでわくわくが止まりません! 筆者は、店内の出入口近くにある「おじいの家」をテーマにした席を利用させていただいたのですが、祖父母の家に遊びにきた気分を味わえました。
沖縄料理が満載!島唄と地料理 とぅばらーまのメニュー
島唄と地料理 とぅばらーまのメニューはこちら。沖縄そばやゴーヤーチャンプルー、タコライスなど定番の沖縄料理が揃います。
メニューは写真付で掲載されているので、沖縄になじみのない方でもわかりやすいのがうれしいですね!
単品メニューも充実しており、さまざまな沖縄料理を味わえます。
沖縄の名産品を使ったドリンクも豊富!
島唄と地料理 とぅばらーまでは、パイナップルやマンゴー、シークヮーサーのドリンクを味わえます。また、グァバやパッションフルーツなどを使ったお酒もあり、とことん沖縄気分を堪能できそうです!
お店おすすめの「ラフテー炒飯&軟骨ソーキそば(小)セット」
お店の方におすすめを聞いたところ、「人気なのは軟骨ソーキそば定食、おすすめなのはラフテー炒飯&軟骨ソーキそば(小)セット」とのこと。 沖縄に住んでいてもラフテー炒飯を食べる機会はかなり少ないので、今回はお店のおすすめメニューをいただきました!
肉の味がしっかりしている「ラフテー炒飯」
ゴロっとしたラフテーの存在感が際立つラフテー炒飯。ラフテーはかなり柔らかく、噛むほどに旨味があふれ出ます。脂身はとろけるような食感で、しつこさを感じさせません。 炒飯自体の味もしっかりしており、食べ応え抜群です! 細かく刻まれたネギがアクセントになっていて、食べ進める手が止まりません。 一皿で沖縄の伝統と中華の技法が楽しめる、満足感たっぷりの一品です!
ダシの風味がふわっと広がる「軟骨ソーキそば」
まず目を引くのは、トッピングされた大きな軟骨ソーキ。軟骨は箸を入れると簡単にほぐれるほど柔らかく、じっくりていねいに煮込まれていることがよくわかります。口に入れると、ホロホロとほどける食感とお肉本来の旨みを同時に楽しめます。 そばの麺はもちもちとした食感が心地よく、スープもよく絡みます。 軟骨ソーキそばは、ほっとするやさしさと贅沢さを同時に感じさせてくれる逸品です。
満足感たっぷりの「あぐー揚げ餃子・もずく・ぜんざい」
あぐー揚げ餃子はあぐー特有のまろやかな旨味をしっかり感じられる一品。餃子の皮とあぐーのお肉との相性も抜群です! 外側の皮はきつね色にパリッと揚がっており、カリッとした食感がたまりません。
もずくは食感がコリコリしており、歯応え抜群。酸味が少なく、お子さんも食べやすい味わいです。
ぜんざいは豆そのものの自然な甘みと黒糖の深いコクが見事に調和し、しつこさを感じさせない上品な甘さに仕上がっています。
コレもおすすめ!ぜひ注文してほしい単品メニュー
ラフテー炒飯&軟骨ソーキそば(小)セットだけでも満腹になりましたが、どうしても気になったので「ドゥル天」と「ポーポーアイス」も注文してみました!
沖縄の家庭の味と揚げものの魅力が詰まった「ドゥル天」
ドゥル天とは、田芋や豚肉、椎茸などを練って炊いた「ドゥルワカシー」を丸めて揚げた天ぷらです。 ひと口食べると、まず感じるのは椎茸の旨味。それを豚肉の旨味が追いかけ、噛むたびに深いコクが口いっぱいに広がります。 芋が使われているので「甘いのかな?」と思いましたが、甘さが控えめでおかず感があります。そのため、甘いものが苦手な人にもおすすめです!
沖縄の伝統と現代のアレンジが融合した「ポーポーアイス」
ポーポーは黒糖風味の沖縄風クレープ。少し厚めの生地をそのまま巻いて食べるのが一般的ですが、島唄と地料理 とぅばらーまではなんとアイスをイン! あまりにも魅力的なメニューに、つい注文してしまいました。 ひと口食べると沖縄らしい黒糖の風味がほんのりと香り、やさしい甘さが口いっぱいに広がります。さらに、アイスのクリーミーな食感ともちっとしたポーポーの食感の組み合わせが抜群で、何度も食べたくなります。 一度食べれば、素朴でありながら奥深いおいしさにきっと魅了されるでしょう!
沖縄料理を食べたいときは島唄と地料理 とぅばらーまへ
島唄と地料理 とぅばらーまでは、沖縄そばやゴーヤーチャンプルー、タコライスなど沖縄の定番料理をはじめ、ラフテー炒飯やドゥル天、ポーポーアイスなど、ほかの沖縄料理屋にはほとんどない料理も味わえます。 また、単に食事ができるだけではなく、沖縄の歴史や文化を体感できる「特別な時間」を楽しめるのも魅力です。 どこか懐かしく、それでいて新鮮な店内で、沖縄の魅力を存分に感じてみてはいかがでしょうか? photo:上原 優維
島唄と地料理 とぅばらーま住所
〒900-0013 沖縄県那覇市牧志2-7-25
電話番号
098-862-3124
営業時間
11時〜15時(L.O.14時30分) 17時〜23時(L.O.22時) ※ランチは12時〜14時30分(L.O.14時)
駐車場
なし
クレジットカードの利用
可(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners)
電子マネーの利用
可(楽天Edy、iD)
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