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ジャッキー・チェン、『ラッシュアワー3』を「予算が多すぎるのは良くない」と振り返る

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驚異的なスタントとユーモアを融合させたアクションで、世界中を魅了し続ける武闘家・俳優のジャッキー・チェン。アクションコメディ映画『ラッシュ・アワー』シリーズといえば言わずと知れた代表作のひとつだが、ジャッキー本人がシリーズで好きな作品に順位をつけるとしたら?

『ラッシュ・アワー』シリーズは、クールで寡黙な香港出身の刑事リーと、おしゃべりで陽気なロサンゼルス警察の刑事カーター(クリス・タッカー)が繰り広げる痛快バディ・アクション。凸凹コンビが繰り広げる笑いとアクションが絶大な人気を博し、1998年から2007年にかけて3部作が製作され、シリーズ累計で8億4,900万ドルの全世界興行収入を記録した。

米のビデオインタビューに出演したジャッキーは、『ラッシュアワー』3部作に順位をつけるという難問に「わかりません」と回答。しかし、やはり当人には思うところがあるようで、「第1作はお金も時間もなかったので、“ゴー!ゴー!ゴー!”という感じ。2作目はお金も時間もたっぷり。3作目はお金も時間もありすぎましたね。予算が多すぎるのは良くない」と語っている。

ジャッキーが語るように、第1作『ラッシュアワー』(1998)は製作費3,500万ドルと控えめの予算だったが、世界興収2億4,400万ドルの大ヒットを記録。これを受けて、続編『ラッシュアワー2』(2001)は製作費9,000万ドルを投じ、世界興収も3億4,700万ドルを前作を上回った。ところが、第3作『ラッシュアワー3』(2007)は製作費1億4,000万ドルに対して世界興収は2億5,800万ドルと、劇場公開でのコスト回収に失敗する結果となっている。

また評価面では、米Rotten Tomatoesの数字を比較してみると、批評家スコアは1作目が62%、2作目が51%、そして3作目が17%とだんだん数字を落としている。ただし、観客スコアは1作目が79%、2作目が74%、3作目が63%。観客の反応は批評家ほど悪くなかったようだが、ジャッキーの認識は少なからず正確なものといえそうだ。

ちなみにジャッキーは、2022年に『ラッシュアワー4』が開発中だとしていたが、ニュー・ライン・シネマは4作目の製作を正式に発表していない。本人は70歳になった現在も精力的に活動を続けており、最新作『ベスト・キッド:レジェンズ』が2025年8月29日に劇場公開予定だ。

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