米寿を迎えた田名網敬一、60年以上に及ぶ創造力の源泉に迫る ― 国立新美術館
「田名網敬一 記憶の冒険」国立新美術館 2024年 展示風景
色彩鮮やかな独創性溢れる作品で知られ、多方面で活躍するアーティスト・田名網敬一(1936-)の作品を紹介する大規模な展覧会が、東京ではじまる。
田名網は、武蔵野美術大学在学中にデザイナーとしてのキャリアをスタート。1975年には日本版月刊『PLAYBOY』の初代アートディレクターを務めるなど、雑誌や広告を主な舞台に、日本のアンダーグラウンドなアートシーンを牽引してきた。
1960年代からは絵画やコラージュ、立体作品、アニメーション、実験映像、インスタレーションなど、さまざまななジャンルで作品を制作。
88歳となった現在も精力的に創作活動を続け、世代や国を超えてアーティストやデザイナーとコラボレーションを行なっている。
展覧会では未発表の新作や、田名網が70年代から断続的に記録してきた夢日記やドローイング、インスタレーションを展示。
60年以上にわたる創作活動から、尽きることのない田名網の創造力の源泉に迫る。
「田名網敬一 記憶の冒険」は、国立新美術館 企画展示室1Eで2024年8月7日(水)~11月11日(月)に開催。観覧料は一般 2000円など。
「田名網敬一 記憶の冒険」国立新美術館 2024年 展示風景
「田名網敬一 記憶の冒険」国立新美術館 2024年 展示風景
「田名網敬一 記憶の冒険」国立新美術館 2024年 展示風景
「田名網敬一 記憶の冒険」国立新美術館 2024年 展示風景
「田名網敬一 記憶の冒険」国立新美術館 2024年 展示風景
「田名網敬一 記憶の冒険」国立新美術館 2024年 展示風景