坂や道に歴史あり 愛川町郷土資料館で展示
愛川町郷土資料館で秋季企画展「愛川町の坂と道」が開催されている。
地形の起伏に富んだ愛川町には、多くの坂や道が存在する。古くから地域住民の生活を支える重要なインフラだった坂や道について、町では名称の由来やさまざまな伝承を紹介する標柱を設置するなど、保存や周知に取り組んでいる。
同館では、これら標柱の写真を所在地や説明文と共に展示。三増合戦にゆかりある「信玄道」や「三増峠登り口」、昭和初期に半原小学校の通学路として開かれた「伊保坂」、相模川を越えるための六倉の渡船場と中津方面をつなぐ「六倉坂」などの由来を知ることができる。
12月1日(日)まで。開館時間は午前9時から午後5時。問い合わせは同館【電話】046・280・1050へ。