誉田八幡神社で「どんど焼き」1月15日開催!地球にやさしい素材だけ【習志野市】
誉田八幡神社(こんだはちまんじんじゃ)。京成大久保駅より北東側の東金街道沿いに大きな鳥居の神社があります。
大久保にある歴史ある神社
創建は1678年ごろ、豊臣方として関ケ原合戦に出陣した市角頼母(いちずみたのも)が戦に負け、一族郎党引き連れて下総の地に落ち延び、この地で落ち着いたとのこと。
その際に現在の大阪府羽曳野(はびきの)市の誉田八幡宮を勧請(かんじょう)して創建しました。
境内は樹に囲まれ神聖な雰囲気です。
時代の流れとともに変わる伝統行事
1月15日にはどんど焼きを行います。
どんど焼きは年神様を見送ると同時に、五穀豊穣(ほうじょう)や無病息災を祈願する行事。
主に同神社でお分けした破魔矢やお札を焼きます。
しかし、昔はどこの神社でもどんど焼きをやっていましたが、現在は「環境保全・分別」の時代になり、ビニール、プラスチックなどの飾りが神社にとって悩みの種となり、取りやめてしまった所が増加。
「大きなお飾りをご持参いただいても、木と紙以外は受け付けられないのでね。昔とは事情が変わってしまったので」と市角(いちずみ)宮司は言います。
プラスチックなどの七福神などを分別ごみに出すのは気がひけるかもしれませんが、「1年間ありがとうございました、と感謝して、分別するようお願い致します」とのこと。
「当日は無病息災を祈願するお餅を忌火で焼けるように準備する予定です」と話す市角宮司。
午前7時半ごろから開始し、古札などが無くなり次第終了します。(取材・執筆/福)
※歴史に関しては所説あり
日時/1月15日(水)午前7時半~
場所/誉田八幡神社
住所/千葉県習志野市大久保4-4-27
問い合わせ/047-472-7218 同神社