【間違っていた】ペヤングのコラボ商品3種で『ロイヤルペヤング定食』を作って初めて気づいた “ペヤングの真理” とは?
『ペヤング ソースやきそば』に出会って40年以上になるが、先日 私(耕平)は今まで大きな勘違いをしていたことに気づかされた──。
きっかけは、「ペヤング」をフィーチャーした複数の商品で『ロイヤルペヤング定食』なるものを作ったこと。それを実食したところ、絶句することになったのだ……。
・『ロイヤルペヤング定食』
私が今回チャレンジした『ロイヤルペヤング定食』。まずは、どういったものかというのを説明しよう。簡単に言うと、3つのペヤングコラボ商品から成り立つ定食だ。
麺は、菊水「ペヤングやきそばチルド太麺」。
具は、サラダコスモ「ペヤングやきそば風もやし炒め」。
最後にサイドメニューとして、みまつ食品「ペヤングやきそばソースぎょうざ」。
これらで作るガッツリペヤング味の焼きそば定食、それがロイヤルペヤング定食である。さっそく調理していこう。
まずは、「ペヤングやきそば風もやし炒め」をフライパンで炒める。
そこに「ペヤングやきそばチルド太麺」をブチ込んで……
皿に移す。
次に「ペヤングやきそばソースぎょうざ」を焼いていく。
こちらの調理法は、普通の餃子と変わらない。
焼き上げて皿に移した後に、ペヤングソースをかけていく。
こうして、ペヤンガーの夢、全ての素材をグレードアップした『ロイヤルペヤング定食』が完成!
・いざ実食! ところが…
それでは、いよいよ実食だ。今回はどれだけ味がグレードアップされているかを比較するために、定番の「ペヤング ソースやきそば」と食べ比べてみることにした。
まずはサイドメニューの「ペヤングやきそばソースぎょうざ」から。
サイズは大きめ。果たして、ペヤングソースとの組み合わせるとどうなるのか?
うん、何となく想像通りの味。ソースで餃子を食べるという新しい感覚が面白い。量が多いので、2人以上でシェアした方がいいと感じた。
そしていよいよ「ペヤングやきそばチルド太麺」と「ペヤングやきそば風もやし炒め」で作った、本格的なペヤングやきそばに着手する。
これは絶対に美味いに違いない。さっそく口に運んでみると……
あれっ?
何かがおかしい。試しに「ペヤング ソースやきそば」を食べてみると……
いつものペヤングだ。もう一度、具材がグレードアップしたペヤングやきそばを食べてみる。
やっぱりおかしい。
チルド麺ともやし炒めで、ペヤングソースをカップ焼きそばの倍くらい使っているにもかかわらず、ペヤングの味とは程遠いのだ。
もちろん、市販の焼きそばとしては問題ない味。ただペヤングを名乗るとしたら、頭に「?」が浮かんでしまう。同じソースを使っているのに、なぜなんだろう? 焼きそばとカップ焼きそばの違いなのだろうか?
・40年以上の勘違い
その後も交互に食べ続けて悩みに悩んだ結果、ある結論に辿り着く。
そう、ペヤングの真理とは……
_人人人人人人_
> 麺だった <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
「ソース焼きそば」という名称なので、ペヤングはソースが唯一無二の差別化要素だと今まで思っていた。ところが、『ロイヤルペヤング定食』を作って食べ比べたことで、それば間違いだということに気づいた。
もちろん、ソースもペヤングのオリジナリティと言えるだろう。ただ、それは麺あってこそ成り立つものだということが今回の検証でわかった。ソース単体では、本来のペヤングの味は再現できないのだ。
以上、あくまで個人的な検証結果に基づいた感想ではあるが、近所のスーパーで「ペヤングやきそばチルド太麺」などが販売されていたら、ぜひ試してみてもらいたい。おそらく、私と同じ見解の人は圧倒的多数……ではないだろうか?
参考リンク:まるか食品「ペヤング ソースやきそば」、サラダコスモ「ペヤングやきそば風もやし炒め」、菊水「ペヤングやきそばチルド太麺」、みまつ食品「ペヤングやきそばソースぎょうざ」
執筆:耕平
Photo:RocketNews24.