中原消防大会 大戸分団がW優勝 ポンプ操法・小隊訓練
中原消防団(鹿島連団長)は6月2日、等々力緑地で消防大会を開催し、大戸分団が優勝した。玉川、丸子、中原、大戸、住吉の5分団から約150人が参加し、日頃の訓練の成果を競い合った。
同大会は、持ち運び可能な小型動力ポンプを迅速、確実、安全に取り扱うことができるかを競う小型ポンプ操法と、市内で唯一、隊列を組み行進する小隊訓練を競い合う。毎年開催されており、今回で53回目。
当日は、火災現場同様の張り詰めた緊張感の中で、各分団が訓練の成果を発揮。結果は、ポンプ操法では大戸分団が優勝、玉川分団が準優勝、住吉分団が3位だった。小隊訓練でも大戸分団が優勝した。鹿島団長は「天候が心配だったが大会直前に良くなり、無事開催できた。1月に能登半島地震が起きたばかりなので、いかに日頃の訓練が大事かを団員は感じたのでは」と大会を総括。続けて「今回は、2018年以来の市大会予選を兼ねていたので、優勝した大戸分団は市大会に向けてワンランクアップして臨んでもらいたい」とエールを送った。
優勝した大戸分団と丸子分団(輪番)は、6月30日(日)に川崎北部市場で開催される市消防団操法大会に出場する。