お寺へ寄付した帰り道の奇跡 貯水タンクが真上から直撃も“無傷”だった女性(印)
仏教の教えで「善因善果」という言葉があるが、インドのある女性はその言葉通り、善い行いをした後、命を救われた。女性は地元のお寺に寄付をして自宅に戻る途中、大きな貯水タンクが突然真上から落ちてきたが、奇跡的に無傷で済んだという。米ニュースメディア『New York Post』などが伝えた。
お寺に寄付したことで奇跡が起こった? 事故当時の映像はこちら
印マディヤ・プラデーシュ州ディンドリで現地時間5日、建物の上階にあった貯水タンクが下を歩く女性に向かって落下する事故が起きた。女性がリンゴをかじりながら路地を歩いていたところ、彼女の倍以上もの大きさの貯水タンクが頭の上に落ちてきた。
すぐに近所に住む男性が駆けつけて女性の安否を確認したが、幸いにもタンクは空の状態で筒状になっており、女性はその筒状の中にうまく入り込み、無事であった。2人はタンクが落ちてきた建物の上の方を見て、何かを訴えかけていた。
奇跡的に命拾いした女性は、実はこの事故に遭う前、近所のお寺に寄付をしたばかりだった。また、近くに設置された監視カメラがその様子を捉えており、映像がネットに拡散され、次のような声があがった。
「素晴らしい。神に感謝だ。この女性はきっと大丈夫だ。」
「奇跡だ! あとちょっとで大怪我するか命を落とすところだった。彼女が無事で良かったよ。」
「これはかなりの金額を寄付したに違いない。」
「これは100万分の1の奇跡だ。タンクの開口部が女性の頭を打たずに済む角度で落下した。信じられないよ。」
落下した貯水タンクについて、英ニュースメディア『Daily Mail Online』では、廃品回収業者がテラスで回収作業中に誤って落としてしまったことを報じている。
なお、2020年にはアルゼンチンで、銃弾を受けた少年が、首から下げていた十字架のペンダントのおかげで命拾いした。ペンダントが銃弾を食い止めて命を守ったことにより、少年の両親は「神の奇跡」と語っていた。
画像は『DeshGujarat X「Water tank falls on woman in Surat; video goes viral」』より
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)