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今夏ぜったい観たい《新作アニメ映画》3選!新時代スポアニから人魚ラブストーリーに“日本初”アリスの物語まで

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今夏ぜったい観たい《新作アニメ映画》3選!新時代スポアニから人魚ラブストーリーに“日本初”アリスの物語まで

劇場長編アニメーション『ひゃくえむ。』が9月19日(金)より全国公開。陸上競技の世界で、「100m」という一瞬の煌めきにすべてを懸けた者たちの情熱と狂気を描いた物語は、多くの共感と驚きを呼び、原作漫画完結後も熱狂的な人気を集めている。

本作を筆頭に、この夏~初秋にかけて“上質なアニメーション映画”が続々公開。ということで、独創性にあふれた印象的なアニメーションでファンを魅了する、注目の3作品を紹介しよう。

©2025「ChaO」製作委員会
©魚豊・講談社/『ひゃくえむ。』製作委員会
©「不思議の国でアリスと」製作委員会

『ひゃくえむ。』 9月19日(金)公開

未だかつてないスポーツアニメーションが、大スクリーンをフルスピードで駆け抜ける!

生まれもった足の速さで、「友達」も「居場所」も当たり前に手に入れてきたトガシと、辛い現実を忘れるため、ただがむしゃらに走り続ける転校生の小宮。トガシはそんな小宮に対し、「大抵のことは、100mを誰よりも速く走れば、全部解決する」と言い放ち、2人は放課後に走る練習を重ねるようになる。

夢中になれるものを見つけ、貪欲に陸上へのめり込んでいく小宮。トガシは小宮から“熱”を、小宮はトガシから“速さ”を得て、次第に2人は100m走を通して、ライバルとも親友ともいえる関係になっていった。数年後、天才ランナーとして名を馳せるも、押し寄せるプレッシャーに徐々に苛まれていくトガシの前に、努力で頭角を現し始めた小宮が現れる――。

©魚豊・講談社/『ひゃくえむ。』製作委員会

たった10秒、極限の状況下で繰り広げられる、情熱と狂気の物語――。

「チ。―地球の運動について―」を筆頭に、今まさに飛ぶ鳥落とす勢いで日本中を席巻し続ける新鋭・魚豊の連載デビュー作『ひゃくえむ。』。1つのことへ懸ける情熱と葛藤を生々しく描き出した人間描写、そして哲学的で深みのある言葉の数々。観る者の心を熱く突き動かす魚豊作品の原点となった本作は、トガシと小宮の2人の主人公を中心に、個性豊かなキャラクターたちが、陸上100mに己の持つすべてを懸けて挑む物語。リアリティ満載な人間模様はもちろんのこと、疾走感あふれるレースシーンの数々は圧巻の一言だ。

©魚豊・講談社/『ひゃくえむ。』製作委員会

さらに、6月に開催された<アヌシー国際アニメーション映画祭2025>でも、「アニメーションの力は無限大だということを改めて感じた」「10秒間の感情をここまでアニメーションで表現できるのはすごい」と、世界のアニメファンを早くも魅了。豪華キャスト&制作陣が、この上ない熱量で作り上げた新たなスポーツアニメーション映画が、大スクリーンを駆け抜ける瞬間をお見逃しなく。

『ChaO』 8月15日(金)公開

稀代のアニメーションスタジオ<STUDIO4℃>が贈る、人間と人魚のピュアで可憐なラブストーリー
革新的でハイクオリティなアニメーションが、この夏を爽やかに瑞々しく彩る!

そこは、人間と人魚が共存する未来社会。ごく普通のサラリーマンのステファンは、ある日突然、人魚の王国のお姫様・ チャオに求婚される。前代未聞の求婚は、瞬く間に世界中に広がり、ステファンは周りに流されて結婚することに! 人間の世界に慣れていないチャオとの生活に戸惑うステファンだったが、純粋で真っすぐなチャオの愛情を受けて、少しずつあたたかい感情を持つようになっていく。果たして2人の恋の行方は……?

©2025「ChaO」製作委員会

アンデルセンが生んだ美しくも儚いおとぎ話「人魚姫」をベースにしたオリジナルアニメーション。総作画枚数10万枚以上の緻密なアニメーションで作り上げた唯一無二の世界観を作り上げたのは<STUDIO4℃>だ。<アヌシー国際アニメーション映画祭2025>でも長編コンペティション部門 審査員賞受賞の快挙を達成。純粋な人間模様を、繊細でダイナミックなアニメーションで描き出す、ハッピーで温もりあふれる物語に期待が高まる。

『不思議の国でアリスと -Dive in Wonderland-』 8月29日(金)公開

世界中で愛され続ける、不朽の名作『不思議の国のアリス』が、日本で初の劇場アニメーション化!
笑って、悩んで、“好き”を見つける旅。まだ誰も体験したことのない“不思議の国”への扉が開く――。

物語の主人公、安曇野りせは人生に迷う大学生。ある日、亡き祖母が遺した招待状に導かれ、突然“不思議の国”へと入り込んでしまう。そこで、アリスという少女と出会い、一緒に旅をすることに。白ウサギや青虫、ハートの女王にチェシャ猫など、お馴染みの不思議の国のキャラクターたちも次々に現れ、りせはハチャメチャな大騒動に巻き込まれることに!?アリスとめぐる、どこかおかしな冒険で、りせが選ぶ未来とは――。

©「不思議の国でアリスと」製作委員会

1865年にルイス・キャロルによって生み出され、今もなお世界中で読み継がれる名作「不思議の国のアリス」。この夏、精鋭アニメーションスタジオ<P.A.WORKS>制作のもと、日本で初の劇場アニメーション化が実現した。

りせとアリスのドキドキワクワクの旅はもちろんのこと、2人を取り巻く個性強めなキャラクターたち、そして美しく可愛らしさ満載な世界観など、<P.A.WORKS>らしいアニメーション技術がふんだんに散りばめられている。“ふつうじゃない”魅力あふれる世界で繰り広げられる、とびっきりおかしな冒険をぜひ劇場で。

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