平均年齢70歳越えのソフトボールチーム「きらり!柏ゴールドスター」【柏市】
第24回関東スーパーシニアソフトボール大会千葉県予選会で優勝!
「柏ゴールドスター」は、10月に宇都宮で開催される関東大会に出場します。
週に1度の練習で笑顔を分かち合う
柏市で平均年齢が古希(70歳)越えのソフトボールチームがあると聞き、快晴の火曜日早朝、柏市船戸の山高野運動広場を訪ねました。
次々とグラウンドに姿を現すのは、人生の年輪を感じさせる人たち。
「柏ゴールドスター」のメンバーです。
この日集まったのは18人。
グラウンド整備に始まり、ミーティング、準備運動、ノックとソフトボールの練習メニューがはつらつと、そして和気あいあいと進んでいきます。
午前9時に始まった練習は午前11時に終了。
きびきびと片付けを終え、それぞれ元気に次の予定に向かっていきました。
今年も県予選突破!目指せ全国大会優勝
「私はかつて、ちいき新聞のシニアソフトボールチームの紹介記事を見た娘に勧められて、チームに加入したんですよ」と話すのは、監督の宮下裕美さん(76歳)。
チームは1988年に結成。
千葉県ソフトボール連盟に所属し、58歳以上のシニアチームとして活動を開始。
以来、選手年齢が上がるごとにハイシニア(68歳以上)、スーパーシニア(70歳以上)と所属リーグを広げながら現在に至ります。
悩みは、選手年齢が上がるにつれてメンバーが減ってきていることだとか。
それでも毎週火曜日の練習に、仲間が元気な顔をそろえるのを楽しみに活動を続けています。
チームは過去に千葉県代表として5回の全国大会出場も果たしており、今年も千葉県予選会で見事優勝!
10月に栃木県宇都宮市で開催される関東大会に出場します。
宮下さんは「ソフトボールはハードなスポーツですが、年齢に応じた楽しみ方で続けることができます。何より家族が、けがや体調を心配して優しく接してくれるようになったのがうれしい」と、お茶目な笑顔で語ってくれました。(取材・執筆/にゃっつ)
※問い合わせ
電話番号/080-6529-1948 宮下