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田名中美術部 看板作りで地域貢献 「和い輪い田名」に設置

タウンニュース

看板を囲む生徒らと田名地区社会福祉協議会の田所恒男会長(前列右)

田名中学校美術部の生徒が田名にある地域交流施設「和い輪い田名」の看板を制作し、5月下旬に完成させた。看板は施設の入り口に設置され、目印となっている。

同部はこれまでも田名地区社会福祉協議会の依頼を受け、同施設の看板やイベントで使用する顔はめパネルを制作するなど、地域貢献活動を行ってきた。

3年ぶりのリニューアルとなる今回は、3年生約10人が制作に参加した。同協議会のイメージキャラクター「たなワン」が目を引くデザインとなっている。

デザインを考案した鈴木希緒佳さんは「赤ちゃんや小学生、おばあさんなどを丸みのあるタッチで描き、花やハートをちりばめて明るく温かいデザインにした」と説明。「和い輪い田名という名前に込められた『地域の輪を作ろう』という願いが伝わるよう意識した」とこだわりを話した。

部長の本田恋心さんは「地域に貢献したいという思いで参加した。時間はかかったけれど、完成した看板を見て感動した」と振り返った。

同施設の運営責任者を務める檀登志江さんは「遠目からでもたなワンが目立って、和い輪い田名のPRになる。とてもありがたい」と話した。

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