「私、CAの試験に受かっていたの」アラフォー世代のお見合い現場で遭遇する"怪しい経歴”
【アラフォー婚活バトル~まな板の上の鯉?】
「怪しい経歴」をアピールするリスク
アラフォー世代の婚活で見栄を張って“怪しい経歴”を語る方がいます。これまで何件か聞いたのが、航空会社のCA(客室乗務員)の試験に受かったというケース。
お見合いの場で男性に「私、CAの試験に受かったんですよね。でも就職は別の会社にしました」とアピールするパターンです。
【連載第1回はこちら】年齢を言いたがらないアラフォー女性 “私は若く見える”が招く婚活トラブル
「どう考えても違うと思う」と不信感
たしかに入社したわけではないので経歴になくてもおかしくないですし、本当かもしれませんが、お見合いをした男性から「どう考えても違うと思う」「経歴を見ても、どのタイミングで受けたのかわからないけど本当ですか」と聞かれました。
もちろん、本当に最終面接目前など惜しいところまで行ったことを「合格して辞退した」などと言っている女性もいるでしょう。
ただいずれにしても、突っ込まれて困る経歴なら話さない方がいいですね。余計な不信感を持たれて、せっかくの出会いを逃してしまうリスクがあります。
アラフォー男性は「謙遜」で失敗しがち
逆にアラフォー男性は謙遜するケースが多くみられます。
「もうこのトシだから出世しないよ」「出世街道外れちゃった」と自虐し過ぎて振られてしまうのです。
エリート公務員なのにわざわざ「出世コース外れた」と…
国家公務員総合職の40代男性もそのひとりで、エリート公務員に違いないのに、「私は最初の配属先は官僚コースだったけれど、30代後半で外れてしまった」などと話し過ぎ、お見合い希望は多かったものの、なかなか成婚できませんでした。
中高年ほど自分の全盛期をアピールしがち
また中高年になると、男女ともに「昔はこうだった」と過去の経歴をアピールしたがる人の多いこと。
二十歳そこそこのサーファー姿のボロボロになった自分の写真を持参し自慢げに見せてくる男性や、薄毛なのを気にしてか「20代の頃はロン毛だった」と写真でアピールする男性などです。
一番痩せていた頃の体重やモテ期のエピソードを語る女性も同様です。ある意味、見栄っ張りで、異性受けは悪いだろうなあと気づけたあなたは、同じ轍を踏まないようにしましょう。
(植草美幸/恋愛・婚活アドバイザー)