Yahoo! JAPAN

「どうして!?」伯父が勝手に薬を止めて…祖母の状態が急変!私たち家族の決断とは【体験談】

シニアカレンダー

70歳までは驚くほどパワフルだった祖母が、ある日風邪を引いたことをきっかけに、一気に認知症が進んでしまいました。

どんどん進行していく認知症

祖母は初めは会話もでき、母と私で看病をしながら、祖母との時間を大切に過ごしていました。しかし、次第に誤嚥(ごえん:飲食物や唾液を飲み込んだときに気管に入ってしまうこと)も始まり、祖母のケアは一層難しくなっていきました。

そんな中、医者嫌いの伯父が、私たちに黙って認知症の進行を抑える薬を止めてしまったのです。その結果、祖母の状態はさらに悪化してしまいました。祖母は自宅での生活を望んでいたものの、私たちの手には負えない状態となり、最終的には介護病棟に入院することとなりました。

切ない願いを抱いてしまう

認知症を患う前の祖母は、とても元気で明るい人でした。その祖母が今では入れ歯を外し、記憶もまばらになってしまっている姿を目にすると、否応なく「生きること」について深く考えさせられます。

自分自身も含め、いつかは誰もが亡くなる運命にあることは理解しているつもりですが、心のどこかで「おばあちゃんだからきっと大丈夫」「私より長生きするだろう」という不思議な思いが消えませんでした。

生きていることの意味とは

しかし、この経験を通して、命の儚さを痛感すると同時に、今生きていることの尊さも改めて感じるようになりました。どんなに元気だった人でも、いつ何が起こるかわからない。だからこそ、今この瞬間を大切にしなければならないと強く思うようになりました。

まとめ

祖母との残された時間がどれだけあるかはわかりませんが、その一瞬一瞬を大切に過ごしていきたいと心から願っています。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

著者:高田雄二郎/30代男性・無職

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年10月)

【関連記事】

おすすめの記事

新着記事

  1. 重度障がいを持つ子どもたちが「ハンドサッカー」体験 第3回「IncluFES」が2025年2月1日に開催

    おたくま経済新聞
  2. 住吉の人気店が芦屋へ移転オープン♪心にも体にもやさしいスイーツで穏かな午後を 芦屋市

    Kiss PRESS
  3. アンリツ、ACSL社のドローン第一種型式認証取得に向けて、耐電磁干渉試験系をサポート

    DRONE
  4. 追い越し禁止の標識・標示は数種類!きちんと全部知っていますか?【1回で受かる! 普通免許 ルール総まとめ&問題集】

    ラブすぽ
  5. A.B.C-Zが描き出す、名曲満載の新作 『大金星(BIG VENUS) ~時代(とき)を超えて~』ゲネプロ&会見レポート

    SPICE
  6. ダイエット中のリゾ、自撮り写真にファン驚き「激ヤセした!」「本当に頑張った」

    Techinsight
  7. TUBC新司令塔♯4 田口暖選手!チームをB2昇格に導く注目選手に迫る! 【バスケ/Bリーグ】

    ラブすぽ
  8. 人相学では経理で成功する人の顔はどんな特徴があるの?【改訂版 基礎からわかる 人相学の完全独習】

    ラブすぽ
  9. 水族館「アトア」で、魚の質感を忠実に再現した『さかなかるた展』が始まるみたい。実際に遊べる大会も開催

    神戸ジャーナル
  10. 「持たざるものの闘い」をテーマにした『第16回京都ヒストリカ国際映画祭』が[京都文化博物館]にて開催

    Leaf KYOTO