油少なめでサクサクほくほく!冷凍コロッケの揚げ方とポイント
油少なめでOK。冷凍コロッケのおいしい揚げ方
少ない油で冷凍コロッケを揚げる方法をご紹介します。タネにあらかじめ火が入っている冷凍コロッケは、少ない油で安全においしく揚げることができるのが魅力。揚げ油をわざわざ用意する必要がないため、片付けが簡単で節約にもなりますよ。
少ない油で揚げるときのコツ・ポイント
コロッケの中がやわらかくなるまで半解凍し、揚げ焼き時間を短縮する
コロッケひとつにつき揚げ油大さじ1杯を目安にする
中火で片面1分ずつカラッと揚げ焼きにする
破裂したり崩れたりする失敗を防ぐため、焼き固まるまで触らない
揚げ方
1. 冷凍コロッケを半解凍する
冷凍コロッケを耐熱皿にのせ、ラップなしで電子レンジ500~600Wで20秒加熱し、裏返してさらに10~20秒加熱します。表面を押してみて、少しへこむくらい中がやわらかくなっていれば十分です。ふたつ以上を一度に解凍する場合は加熱時間を長めにとります。室温で10~20分置いて半解凍しても問題ありません。
2. 油を入れる
フライパンや鍋にお好みの油を大さじ1杯入れます。コロッケひとつにつき油大さじ1杯ほど、コロッケの表面全体に油がいきわたる量の油があれば十分です。
3. コロッケを入れる
中火にかけてコロッケを入れ、動かさずに1分焼きます。火力が強すぎると焦げてしまうので焦げている匂いがしてこないか注意します。
4. 裏返す
1分経ってこんがり焼き色がついたらフライ返しで返し、さらに1分焼きます。側面にもしっかり焼き色をつけたい場合は、フライパンや鍋を傾けて油が側面にも当たるようにしながら焼きます。コロッケ表面はやわらかく、箸で動かすと穴が開いたり跡が残る場合があるためフライ返しを使うのがポイントです。
5. 油を切る
両面がこんがり色づいたらフライ返しですくい上げて油を切って完成です。
コツを押さえれば少ない油でサクッと揚がる!
少ない油で揚げたコロッケの衣はサクサク、中はとろとろほくほくの食感です。半解凍してから揚げ焼きにするため、中心まで熱々に仕上がっています。たっぷりの油で揚げる通常のコロッケと違いが分からないくらい、食感も風味もおいしく揚げることができました。
ただし、厚みのある大きめのコロッケは側面が色づきにくいのが注意点です。全体をまんべんなくサクッと揚げ焼きにするためには、フライパンや鍋を傾けて側面にも油が当たるようにしましょう。
冷凍コロッケの揚げ方に関するよくある質問
冷凍コロッケを揚げるのが失敗する原因はなんですか?
少ない油で揚げ焼きにする方法は失敗しにくいのが特徴ですが、焦げる場合は火力が強い、崩れる場合は焼き固まる前に返したり触ったりしている、などが原因として考えられます。火力が弱すぎると衣がべちゃっと油っぽくなるため、弱すぎず強すぎない中火で触らずに焼きましょう。
冷凍コロッケを揚げないで食べる方法はありますか?
トースターやグリルで加熱する方法があります。電子レンジで半解凍したあと、アルミホイルにのせてトースター800~1000W、もしくは200~230℃で表面がサクッとするまで5~10分焼いてください。グリルに入れて中火で2~3分を目安に、両面が色づくまで焼く方法も便利です。
冷凍コロッケの揚げあがりの目安は?
表面がこんがりきつね色になり、表面を箸で触ってみて水分のない乾いた感触であれば揚げあがりです。
油少なめの揚げ方で冷凍コロッケを手軽に食べましょう
油少なめで冷凍コロッケをおいしく揚げる方法を知っていれば、簡単にコロッケを食べられます。献立のメインとしてはもちろん、軽食やおつまみ、お弁当作りにもお役立てください。冷凍コロッケをストックしておけば、いつでもサクサクほくほくのコロッケが楽しめますよ。
※電子レンジはお使いの機種によって加熱時間が異なります。様子を見ながら加熱時間を調整してください。
ライター:Uli(フードコーディネーター/パンシェルジュ/薬膳アドバイザー/レシピライター)