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「パイン」「エスクワイア」2週連続 上位独占!25年8月第2週 韓国ドラマ話題性ランキング トップ5

Danmee

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8月19日に『8月第2週 韓国ドラマ話題性ランキング』が公開され、夏ドラマ市場の注目度に新たな動きが見られた。

Disney+のオリジナルドラマ『パイン ならず者たち』が2週連続で首位を獲得したものの、最終エピソード公開後は熱量がやや落ち着き、上昇基調にブレーキがかかった形である。

一方、JTBCの『エスクワイア: 弁護士を夢見る弁護士たち』は初回放送から高い関心を集め、2週連続で2位を維持し存在感を強めている。

さらに、少女時代のユナと若手俳優イ・チェミンが主演するtvN『暴君のシェフ』は放送前ながら7位にランクインし、期待作として異彩を放った。

そこで本記事では、テレビとOTTのKコンテンツを対象に話題性や出演者の関心度を集計するFUNdexのデータを基に、8月第2週 最新韓国ドラマトップ5をご紹介する。

(図)Danmee 春の韓ドラ王者は「いつかは賢いレジデント生活」!シリーズの魅力を受け継ぎ堂々の首位

第5位『アイショッピング』(ENA/2025/全8話)

第5位にランクインしたのは、ヨム・ジョンア主演のアクションスリラー『アイショッピング』(原題:아이쇼핑)。

話題性占有率は5.14%を記録し、前週比では1.08ポイント減となった。

本作は同名ウェブ漫画を原作とし、養父母に捨てられ死の淵から辛うじて生き残った子どもたちの苛烈な生存と復讐を描いている。制作会社の紹介によれば「家族への重いメッセージと復讐の痛快さを同時に届けるドラマ」とされ、ジャンルの枠を超えた深いテーマ性を備えている。

放送は8月12日に最終回を迎え、全国最高視聴率2.3%で幕を閉じた。

短いながらも強烈な印象を残し、今なお熱い関心を集め続けている作品の一つ。

●キャスト:ヨム・ジョンア、ウォン・ジナ、チェ・ヨンジュン、キム・ジニョン、イ・ナウン 他

第4位『優しい男の物語』(JTBC/2025/全14話)

第4位は、イ・ドンウクとイ・ソンギョンが主演する純愛ロマンス『優しい男の物語』。話題性占有率は6.20%を記録し、前週比では0.19ポイント増加した。

本作は7月18日に韓国JTBCで放送を開始した作品で、ヤクザ一家に生まれながらも心優しく文学を愛する主人公が、初恋の人との再会をきっかけに人生の光を取り戻すため、自らの宿命に立ち向かう姿を描いている。切なくも力強いテーマ性が視聴者の共感を呼んでいる。

また、8月8日に公開されたOST Part.4『Just Like The First Time』は、ATEEZのジョンホが歌唱し注目を集めた。

時間が経っても変わらない一途な想いを表現したアコースティックバラードであり、作品世界を一層豊かに彩っている。

残り4話となった放送は、8月29日に最終回を迎える予定。果たして主人公が辿り着く結末はどのようなものか、最後まで大きな関心が寄せられている。

●キャスト:イ・ドンウク、イ・ソンギョン、リュ・ヘヨン、オ・ナラ 他
●日本配信情報:Disney+ (2025年8月20日現在)

第3位『TRY 〜僕たちは奇跡になる〜』(SBS/2025/全12話)

第3位は、青春の熱き挑戦を描く『TRY 〜僕たちは奇跡になる〜』がランクインした。

今回、話題性占有率は7.83%で、前週比では0.09ポイント減少となった。

本作は7月25日に韓国SBSで放送を開始したスポーツドラマで、ユン・ゲサン、イム・セミ、キム・ヨハンらが出演。走ることや球技といった些細な勝負に命を懸ける若者たちが、全身で世の中にぶつかり、自ら奇跡となっていく過程を描いた物語である。

初回放送は視聴率4.1%でスタートし、8月16日に放送された第8話では全国最高視聴率6.8%を記録した。残り4話を残すなか、視聴率が7%を超えるかどうかに大きな注目が集まっている。

なお、本作はSBSの金土ドラマ枠としては、ヒット作『ストーブリーグ』に続く2番目のスポーツジャンル作品であり、同枠に新たな挑戦を刻んでいる点も話題性を高める要因となっている。

●キャスト:ユン・ゲサン、イム・セミ、キム・ヨハン 他
●日本配信情報:Netflix (2025年8月20日現在)

第2位『エスクワイア: 弁護士を夢見る弁護士たち』(JTBC/2025/全12話)

第2位は、成長と挑戦の弁護士ドラマ『エスクワイア: 弁護士を夢見る弁護士たち』。話題性占有率は14.83%を記録し、前週比で3.29ポイントの大幅上昇を見せた。

8月2日より韓国JTBCで放送が始まった本作。イ・ジヌクとチョン・チェヨンが主演を務める。

正義感が強く堂々としていながらも、社会生活には不器用な新人弁護士ヒョミンが、冷徹な雰囲気を纏いながらも卓越した実力を誇るパートナー弁護士ソクフンと出会い、真の弁護士へと成長していく姿を描いた物語である。

初回は視聴率3.7%でスタートし、8月10日放送の第4話では全国8.3%を記録した。2025年に放送されたJTBC土日ドラマの中では最も顕著な上昇傾向を示しており、視聴者の関心を強く集めている。

さらに注目すべきは、『グッド・パートナー〜離婚のお悩み解決します〜』(SBS/2024)そして同時期に放送された『瑞草洞<ソチョドン>』(tvN/2025)に続き、現職弁護士が直接執筆を手がけた三作目である点だ。

リアルな法曹界の描写が可能となり、同ジャンルの中でも一層の説得力を備えた作品として位置づけられている。

●キャスト:イ・ジヌク、チョン・チェヨン、イ・ハクジュ、チョン・ヘビン、クォン・アルム 他
●日本配信情報:Netflix (2025年8月20日現在)

第1位『パイン ならず者たち』(STAR/2025/全11話)

第1位にランクインしたのは、Disney+オリジナルドラマ『パイン ならず者たち』。

話題性占有率は18.75%を記録し、前週比では1.58ポイントの上昇を見せ、2週連続で首位をキープしている。

7月16日から配信が始まった本作は、リュ・スンリョン、ヤン・セジョン、イム・スジョン、そして東方神起のユンホといった豪華キャストが勢ぞろいする注目作である。

舞台は1970年代の韓国。韓国沖で発見された貴重な財宝をめぐり、ならず者たちが激しい奪い合いを繰り広げるクライム・アクションが描かれる。

重厚な人間ドラマと手に汗握るアクションが融合した作品は、配信直後から強い話題性を獲得。

スター俳優たちの存在感とスリリングな展開が相まって、視聴者を惹きつけ続けている。

●キャスト:リュ・スンリョン、ヤン・セジョン、イム・スジョン、キム・ウィソン、キム・ソンオ 他
●日本配信情報:Disney+ (2025年8月20日現在)

(ライター/ダンミ 編集部)

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