ストレス=脳疲労!? 気づかぬうちに限界のサイン【眠れなくなるほど面白い 図解 メンタルの話】
心=脳心の疲れは脳の疲れ
脳の疲労は気づきにくい
現代は「ストレス社会」だと言われています。実際、総理府が15〜74歳の男女を対象に行った調査によると、「日頃、ストレスを感じている」と答えた人は5.9%にも上ります。
一般的にストレスは心の問題だと思われていますが、精神科医の世界では「心=脳」ですから、ストレスは脳疲労の問題になります。
ただ、脳の疲労というのは、なかなか自分では気づけず、症状も現れにくいものです。しかし、筋肉の疲労や内臓の疲労は違います。筋トレをすると翌日に疲れが出て筋肉痛になりますし、脂っこいものを食べると胃もたれなどの症状として現れます。
ところが、脳の疲労の場合は、すぐに身体的な反応が出るわけではないため、脳が疲れているという自覚をしにくいのです。そのため、ストレスを感じても無理をし続けることが多くなり、半年や1年、場合によっては10何年にもわたって脳の疲労が蓄積することになり、結果、うつ病や依存症といった精神疾患を引き起こしてしまうことになります。
また脳の場合、集中していたり、カフェインを摂取するなどしてアドレナリンが出ると、疲労が感じにくくなります。ただ、これはあくまで「感じなくさせている」だけで、疲労そのものが解消されているわけではありません。いかにはやく脳の疲労に気づいて対処するかが、もっとも大事なのです。
「体の疲労」と「脳の疲労」の違い
体の疲労はわかりやすい
筋トレをする→翌日に筋肉痛になる
脳の疲労はわかりにくい
脳が疲労する→症状が出にくく蓄積していく→半年〜1年後に症状が出る
脳はじわじわと疲れを溜め込んで悪化する臓器脳の疲労が限界に達すると心の問題が起きる
【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 メンタルの話 』著:益田 裕介