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感情込めた木彫り レリーフから小物まで 名張の芝田さん

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作品を紹介する芝田さん=名張市つつじが丘

 「平面に描いたものが半立体になるのが面白い。同じデザインでも感情が入り、仕上がりが違う」。三重県名張市つつじが丘北の芝田美智子さん(80)は、ボタンやバラ、ザクロなど主に花をモチーフにしたレリーフやブローチなどの木彫りに取り組んでいる。

 材料には、軟らかく彫りやすいホオやカツラを使い、縦1メートル、横45センチのレリーフからブローチ、小箱などの小物まで、リクエストにも応えて制作する。着色してニスを塗ることもあるが、自然に近い木部着色剤などで木の風合いを出すよう仕上げるのが好みだそうだ。

市展や個展

 毎年の市美術展への出品、2年に1回の個展や2人展などがライフワークで、9月15日には市武道交流館いきいき(蔵持町里)で開かれるイベント「手づくり市『なばコミ!』」に小物入れや壁掛け、鏡など約100点を出品予定。時間は午前10時30分から午後4時まで。

 芝田さんは「木の実など秋バージョンの作品などもあるので、手に取って頂けたら」と来場を呼び掛けた。

 イベントの問い合わせは下猶さん(080・6919・8863)へ。

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