【劇団四季『キャッツ』静岡ロングラン公演】 猫のバレエは美しい
静岡新聞教育文化部が200字でお届けする「県内アートさんぽ」。今回は、8月10日に鑑賞した静岡市葵区の静岡市民文化会館で行われている、劇団四季『キャッツ』静岡ロングラン公演。
ダンス、特にバレエ的な要素を楽しみに鑑賞した。ミストフェリーズのフェッテの美しさに感動した。つま先から耳の先までお手本のようなターン、ジャンプに目が離せない。それでいて手品もできるんだから魅力的なのも納得。それから、タントミールのしなやかさと柔軟性も、本物の猫のようで、ミュージカルであることを忘れるほど。会場にこもる俳優と観客の熱量は予想以上。外の暑さ対策と合わせて、準備は入念にどうぞ。(ぐ)