【西武】西川愛也選手インタビュー 「昨年よりはチャンスで打てるようになった」
12月12日放送のライオンズエクスプレスでは、埼玉西武ライオンズの西川愛也選手にインタビューした模様を放送した。今シーズンの成長できた部分、外野の守備で1番アピールしたいことについて訊いた。
――今シーズンは西川選手にとってどんなシーズンでしたか?
西川「試合数は出させてもらったのですが、成績で見ればレギュラーには程遠い数字だったシーズンでした」
――今シーズンは104 試合に出場と自己最多でした。100試合を超えた手応えはいかがでしょうか?
西川「自分のいいところも出しつつ、反省しなくてはいけないところもあったのですが、昨年よりは成長できたシーズンだったかなと思いました」
――昨シーズンが41試合で、今シーズンは104試合です。昨年と違って今年成長できた部分はどんなところだと思いますか?
西川「昨年よりはチャンスで打てるようになったかなというのと、守備の面でいい手応えがありました」
――守備に関しては今シーズンノーエラーです。そしてプロ7年ノーエラーです。素晴らしいですね。
西川「昨年までほとんど試合に出ていなかったですから」
――今シーズンは競争相手も多いなか主にセンターの守備が多かったと思いますが、ミスなくノーエラーでシーズンを送れたことに関してはいかがですか?
西川「僕のなかで大きな自信にもなりますし、僕だけの力ではないと思います。源(田壮亮)さん、外(崎修汰)さんがカバーしてくれたところもあったので、そういうところも感謝して来年の成長につなげていきたいなと思います」
――西川選手にとって外野の守備で1番アピールしたい部分はどういうところですか?
西川「ヒットになるかならないかの球際を思いっきり行けるところが持ち味だと思うので、そこをもっと来年は発揮できるようにしたいです」
――バッティングに関しては今シーズン104 試合で打率が.227ということで、試合数は違いますが昨年の打率と同じです。
西川「最低.230は打ちたいと思っていたのですが」
――今シーズンのバッティングに関しての課題は何でしょうか?
西川「数字で見ても分かる通り打率と出塁率で.220だと4打席立っても打てない打者ですから、最低限.250以上は打たないといけないですね」
――仁志敏久コーチ、立花義家コーチからアドバイスは受けましたか?
西川「『逆方向へ打つ時に腰をもっと回してもいいよ』と言われました」
――逆方向へ打った時の打球に力が伝わるということでしょうか?
西川「下半身を止めて逆方向へ打ちに行くとバットが先に出てしまって変化球の見極めもできなくなってしまうので、『もっと左股関節に溜めた力を解放していいよ』と言われて実戦したら下半身に連動性が出てきてねじれが生まれた感じですね」
――西川選手のなかでバッティングのやり方を少し変えていく方向性は今もありますか?
西川「現状維持はあまりよくないかなと思っているので、技術もレベルアップさせていきたいですが、意識も変えていきたいなと思っています」
※インタビュアー:文化放送・長谷川太アナウンサー