優勝候補バルサが敗退、決勝にコマを進めたのは関東の4チーム ワールドチャレンジ3日目
千葉県のフクダ電子フィールド/フクダ電子スクエアで開催中の『U12ジュニアサッカーワールドチャレンジ』。3日目を迎え、ラウンド32、ラウンド16、準々決勝が行われました。
この日、優勝候補のFCバルセロナが敗退。勝利したのは、攻守に高い強度でプレーし続けた東京ヴェルディジュニアでした。
(取材・文:鈴木智之、写真:新井賢一)
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■大観衆のなか行われた東京ヴェルディジュニアvsバルセロナ
(東京ヴェルディジュニアは始めから終わりまで攻守にわたって強度の高いプレーでバルサを完封した 写真:新井賢一)
ピッチサイドに溢れんばかりの観衆が詰めかけたラウンド16。東京ヴェルディジュニアとFCバルセロナの一戦は、開始早々のゴールで幕を開けました。
前半5分、東京ヴェルディジュニアの山本大翔選手が右サイドからシュートを流し込み、先制点を奪います。
1点ビハインドのバルセロナは、フォデ・ディアロ・コンデ選手とダビッド・モレノ・ロビラ選手を軸に攻撃を展開しますが、GK木村航之介選手と松本眞大朗選手を中心に跳ね返します。
すると前半16分、左サイドでボールを受けた山本崇翔選手がドリブルで切れ込み、強烈なシュート。観衆もどよめく一撃でリードを2点に広げます。
1点返したいバルセロナは猛攻を繰り広げますが、東京ヴェルディジュニアは体を張った固い守備でシャットアウト。2対0の完勝で、見事な勝利を果たしました。
東京ヴェルディジュニアは、続く準々決勝でFC ZEROに1対0で勝利。準決勝に駒を進めました。
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■もう一つの優勝候補と目された中国足球小将も敗退、関東勢がベスト4独占
(川崎フロンターレはラウンド16でトリアネーロ町田に逆転勝利 写真:新井賢一)
その他の準々決勝では、バディーサッカークラブがWings U-12に4対0。
川崎フロンターレU-12が、優勝候補の中国足球小将にPK戦の末に勝利。
柏レイソルU-12が、千葉県トレセン選抜U-12に4対0と大量得点で勝利しました。
ついに明日23日が最終日。
準決勝のカードは1試合目が東京ヴェルディジュニア対バディーサッカークラブ。
2試合目が川崎フロンターレU-12対柏レイソルU-12に決まりました。
関東勢がベスト4を独占した今大会。果たして、優勝するのはどのクラブなのでしょうか?
■最終日はプロのピッチが舞台 入場無料なので夏休みの思い出にも
準決勝1試合目は、フクダ電子アリーナで9時キックオフ。2試合目は10時10分キックオフです。3位決定戦を挟み、15時からは決勝戦が行われます。
この世代トップクラスの試合が見られること、間違いありません。
入場無料なので、夏の終わりの激闘を観にぜひスタジアムへ足を運んでみてはいかがでしょうか。
ワールドチャレンジ2024
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