アカムツにホッコクアカエビ! <うみがたり>で上越の海産物が集結する特別展【新潟県上越市】
上越市立水族博物館「うみがたり」は、10月11日~12月14日の期間で食欲の秋にちなんだ特別展「たまげた!上越のごっつぉ大集合!」を開催すると発表しました。
新潟県の海産物に焦点を当てた特別展で、アカムツやベニズワイガニなど新潟を代表する海産物を楽しむことができます。
新潟県の海産物に焦点を当てた特別展
本イベントは、新潟県と連携し「県推進ブランド品目」をはじめ、新潟県の海産物に焦点を当てた特別展です。
アカムツ(のどぐろ)やホッコクアカエビ(南蛮エビ)、ヒラメ、ウスメバル、マダイ、ベニズワイガニ、ズワイガニのほか、ネズミザメとサケの標本が展示される予定です。
新潟県が誇るホッコクアカエビとアカムツ
展示される海産物の中でも、ホッコクアカエビとアカムツは新潟県の県推進ブランド品目です。
甘エビこと<ホッコクアカエビ>
「甘エビ」の別名で知られているホッコクアカエビ。
新潟県では本種の色や形が赤唐がらし(南蛮)を彷彿させることから、別名「南蛮エビ」と呼ばれています。南蛮エビは甘くとろけるような身と濃厚な旨味が詰まった頭が特徴で様々な料理で食べられているエビです。
のどぐろの名で知られる<アカムツ>
アカムツ(のどぐろ)は「白身のトロ」とも呼ばれる魚です。
本種は上品な旨味と甘みが特徴の高級魚で、美食家たちからも注目を浴びており、新潟県を代表する海産物の一つになっています。
その中でも、高規格基準を満たした「のどぐろ」の新ブランド「美宝」が2024年に新潟県で誕生しました。
上越の海産物はどこから来る?
特質な海底地形を持つ新潟県では古くから各所で様々な漁業が行われてきました。
「うみがたり」に近い上越エリアにおいては、実際にどのような漁法でどんな魚が漁獲されているのか、今回の特別展で学ぶことができます。
また、上越エリアの漁業者がオススメする、美味しい海産物の食べ方や旬なども紹介される予定。「上越のごっつぉ(「ごちそう」という意味の方言)」を身近に感じることができる特別展となっています。
食卓に上がる前の魚に関心を
今回、開催される特別展「たまげた!上越のごっつぉ大集合!」では、アカムツやホッコクアカエビなど新潟県が誇る海産物を生体で観察することが可能です。
食卓に上がる前の魚やそこで働く人々に関心を持ち、新潟県の海産物について学んでみてはいかがでしょうか。
※2025年10月2日時点の情報です
(サカナト編集部)