【絶望】なか卯の「サーモンいくら丼」が今年もウマい!……とハシャいでいたら6年前の価格と違い過ぎて泣いた
2025年12月10日より全国のなか卯に「サーモン丼(920円)」が登場している。と同時にサーモン丼の上位互換『サーモンいくら丼(1580円)』も発売中だ。
理由は後述するが、海鮮系のウマさには定評のある なか卯。しかも「サーモン丼」及びに『サーモンいくら丼』はロングセラー商品! 今年も最高だぜ!! ……と思いきや、最後の最後に絶望が待ち受けていたのである。
・海鮮系に強い理由
ご存じの通り「なか卯」を運営しているのは「ゼンショーホールディングス」だ。つまりなか卯は「すき家」「ココス」「ロッテリア」らと兄弟関係にあり、特にすき家とは「ほろほろチキン」など類似したメニューも多い。
さらに言うと「はま寿司」とも兄弟に当たるため、当然の如く海鮮系にも強いというワケ。はま寿司のノウハウがある分、松屋のいくら丼よりも なか卯の方が美味しいと個人的には感じている(少なくとも去年までは)。
そんな海鮮系に強いなか卯の中でも「サーモン」と「いくら」は特にアベレージが高いことで有名で、特にいくらは毎年のようにSNSでバズり散らかしている。
・食べるしかない
今年も『サーモンいくら丼』の季節がやってきたか……。なか卯はノルウェー産アトランティックサーモンを使ってるからウマいんだよなぁ~。つまり食べるに決まってる! というわけでなか卯へと急行した。
注文からほどなくしてやってきた『サーモンいくら丼』は、ツヤツヤのサーモンとキラキラのいくらが食べる前から「絶対にウマい」と確信するビジュアル。そして案の定……
ウマい(笑顔)
サーモンはしっかりと脂がのっており、それでいてギトギトしていない。たれの塩梅も申し分なく、とろけるようなウマさが堪能できる。さらに言えば「こんな入ってんの?」と驚くほどボリュームも満点だ。
もちろんいくらも間違いのないウマさ。いくらの濃厚な風味とプチプチとした食感は“ほぼ貴族の食事”と言っていいでしょう! サンキュー、なか卯。フォーエバー、サーモンいくら丼!!
……となるハズであった。
・絶望
大満足で記事を執筆中、ふと過去に公開した『サーモンいくら丼』を発見。どうやら2019年、つまり6年前の記事のようだが、なんとなか卯の『サーモンいくら丼』が……
790円だと……!?
今年のサーモンいくら丼は1580円なので、価格差はジャスト2倍! ウソでしょォォォオオオオ!! 確かに昔と比較してiPhoneは倍近い価格になっているが、サーモンいくら丼よ……お前もか。
しかも世知辛いのが「なか卯でさえそう」という事実。このご時世、看板メニューの親子丼を450円に値下げして販売している なか卯ですらこの価格設定なのだ。まだ2倍で済んでいるのは「なか卯だから」という可能性もありそうだ。
結果的に絶望の涙を禁じ得ない なか卯の『サーモンいくら丼』だったが、激ウマであることに変わりはない。なか卯は悪くないし、きっとみなさんも悪くない。だけど……誰か助けてェェェエエエ!
参考リンク:なか卯
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.