東京都・マッチングアプリのテスト運用開始!原田曜平が懸念点を解説
野村邦丸アナウンサーがパーソナリティを務めるラジオ番組『くにまる食堂』(文化放送・月曜日~金曜日9〜13時)6月26日の放送は、マーケティングアナリストの原田曜平氏(週替わりパートナー)が東京都のマッチングアプリのテスト運用するニュースを受けて、問題点を指摘した。
野村邦丸(パーソナリティ)「東京都が開発に取り組んでるマッチングアプリのテスト運用が始まっており、夏までに実用化する予定です。対象は東京都内に在住、在勤、在学している18歳以上の独身者。AIが相性を判断して、相手を紹介して出会いにつなげるというものです。原田さん、このニュースいかがですか?」
原田曜平「去年結婚したうちの22%がマッチングアプリという時代になってます。マッチングアプリはおじさん、おじいさんが思うほど悪いものじゃない。もちろんトラブルも起きてます。既婚者が紛れ込んで傷つけられたとか、結婚詐欺とか、援助交際みたいに使われるとか色々な問題が起きています。最近、多いのが食い逃げ」
邦丸「食い逃げですか?」
原田「この人いいなと思ったけど、会ってみたら、お互い違うなとなって、ご飯だけ食べて男も女も食い逃げしちゃう」
邦丸「マッチングアプリは実際、会うわけですよね?」
原田「実は会うまでのハードルが高いんです。女性はひきがあるので、顔写真載せなくてもマッチングするんです。男性は顔写真を載せないとマッチングしない。ルッキズムがダメという時代なんですが、ある程度ビジュアルが良い男性じゃないとマッチングしないんです」
邦丸「え~!」
原田「現状のマッチングアプリは一部のイケメンと女の子との出会いになってます」
邦丸「格差ありますね~。ただ、結婚するまでいったとしても、親がどう理解するかというのもあると思いますが…」
原田「昔のお見合いも知らない人と会うわけですから、そこに業者というある種の担保が入っていたのが、今は個人個人になったから、既婚者にだまされたりといったことが起こりやくなってるのは確かです。その辺りのセーフティネットを都が解消できるのかとルッキズムの問題ですよね」
邦丸「見た目ね~」