【熊本市東区】甦る100日間の伝説!期間限定オープンだったTony Bakeが塩パン専門店として生まれ変わる!
以前、肥後ジャーナルで取り上げました、「Tony Bake」。 100日後には閉店するということで話題を呼んだチョコクロワッサン専門店は、昨年10月中旬からオープンし今年1月いっぱいでその歴史に幕を閉じました。が!また新しく100日の歴史が始まります! その名も、「そっと、ソルト。」
優しい店名のワケは?
やってきたのは、熊本市東区月出。
日赤通りから県立大通りに入ってしばらく進むと、右手側にお店が見えます。 Tony Bakeの時と同じ場所でオープンされます。
塩パン専門店の「そっと、ソルト。」
何とも、塩にこだわっているそうです。 使用される塩は「ゲランド塩」。 フランスのゲランド半島発祥の塩で、機械を使わずに…というのは写真に載っていますね。 なんさま良い塩を使っているとのことです。 その良さを知るため、塩を手のひらに二振りほど頂くことに。 舌の上で染み込むように溶けていく様は、雪解けを掘沸とさせます。 店名の通り、そっと、溶けていく。そして優しい塩味。 クセになるその塩味は、一口、また一口と、塩を口にする手が止まらなくなるほど。 あんまり舐めると塩分過多になるのでこの辺で。 これがパンに使用されるとどうなるのか。
種類も豊富、こだわりの塩パン!
そっと、ソルト。で販売される塩パンのラインナップは以下の5種類。
パンは、クロワッサンを使用されます。
こちらは塩とトリュフ。 こんがり焼きあがったクロワッサンをトリュフが彩っているようです。 ゲランド塩も顔を覗かせています。塩だけにあっさり控えめ、といった印象でしょうか。 食べる前からトリュフが香り、上品さ漂います。 サクッとした食感、口の中にまで広がるトリュフの香りの奥からほんのりとした塩味が押し寄せます。 ゲランド塩の優しい塩味がパンの味を引き立て、食べる手が止まらない! 塩単体でも美味しい、パンと組み合わさればその美味しさをお膳立て。 ゲランド塩、侮れません。 また、レギュラーメニューの中に見慣れた顔が。
こちら、塩とチョコ。 前回販売されたチョコクロワッサンと似ていますが、ゲランド塩を纏いバージョンアップしております。 パリッとしたチョコの甘みに、塩味のほんのりとしたしょっぱさが共演。 塩気を伴い、じんわり伝わる甘みは格別! チョコの甘みでさえも引き立ててしまうゲランド塩の塩味、もう反則です。
熊本店限定メニューも!
おや、この箱は何でしょうか?
実は、先ほどのレギュラーメニュー5種類とは別のパン。 ウインナーをはさんだ食事系のパンです。こちらは熊本店限定!
ウインナーは、和水町のブランド豚である「火の本豚」を使用されています。 名称はまだ決まってないとのことでした。 この記事上では「火の本ドッグ」と呼ばせていただきましょう。
こちらの火の本ドッグ、思った以上にウインナーが極太です。 弾力があり香ばしい豚肉の旨味が特徴的! そこにとろ~ろとろけるチーズの甘みが包み込み、濃厚な味わいに! おいおい、忘れるな!と言わんばかりに後から追いかけてくる塩味が、濃厚さというパンチだけでは終わらせない上品な美味しさに仕上げてくれます。 なんというコンビネーション!これはハマってしまう。 オーナー曰く、「オープンに間に合うか怪しい…」とのことでしたので、販売情報はインスタグラムをチェックされてください。
閉店するまでに食べて!
ご紹介しました、そっと、ソルト。
オープン前に取材に入らせていただきましたが、店内は着々と開店に向けた準備が進められていました。
こちらはオーナーの那須さん。 那須さんは塩とトリュフがお気に入りとのこと。 先ほどご紹介した火の本ドッグ(仮)は、パンの切り方やウインナーの挟み方など様々な試行錯誤の末完成したと熱く語られていました。 自信作の塩パンを持って満面の笑みです。 2月27日にオープンを迎え、100日後には閉店する、そっと、ソルト。 この限られた期間で、塩にこだわった塩パン、ぜひご賞味ください!