【焼津・石原水産マリンステーション】行列ができる「いしはらの日」とは? 豪華「お楽しみ箱」が大人気
焼津市にある石原水産マリンステーションには、毎月14日に行列ができるイベントが開催されます。その行列の先には何があるのでしょうか? 県外からも多くの人が足を運ぶというイベントの秘密を探ります。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへ水産加工会社のアウトレットだからお得
石原水産マリンステーションは、東名高速・焼津ICからすぐの場所にあります。
水産加工品を製造する石原水産の商品をメインに扱い、お得な値段で販売する、いわばアウトレットです。
店内に入ると、「まぐろの角煮(590円)」が40%オフの350円、「かつおしぐれ煮(540円)」が44%オフの300円など、お得な価格で販売しています。
味付のなまり節から作った「食べるおだし(810円)」は540円で売られていました。
縁日のようなゲームがある
普段の営業日には、お買い物だけでなく、縁日のようなゲームコーナーも楽しめます。
1回500円で空くじなし。500円以上の豪華賞品がもらえる「ひもつり(1回500円)」や、同じ図柄を出したら大当たりという「サイコロころりん(1回300円)」などがあり、子供たちに大人気となっています。
ひもつりの特賞はなんと「味付きいくら500g (4320円相当)」。他にも4000円相当の商品の詰め合わせなど大人が夢中になるのも納得です。
オープン前から行列「いしはらの日」
気になるのは、このお店で開催されるという「行列ができるイベント」のこと。
ゲームコーナーの担当者いわく、それは毎月14日に開催される「いしはらの日」というイベントで、盛大にやっていると言うのです。
どのくらい盛り上がるのか、広報の土橋貴子さんに話を聞きました。
石原水産 広報・土橋貴子さん:
いしはらの日にはオープン前から50人、多いときは100人くらいの行列ができます
あまりに来場者が多い時には、某テーマパークのようにジグザクに並んでもらう時もあるとか。
その行列の理由の一つが、14日しか販売されない特別な「お持ち帰り寿司」です。価格はなんと410円。
すしのネタは、石原水産の女性スタッフが厨房で切って作っています。そのため、プロのように器用には作れません。
石原水産 広報・土橋貴子さん:
だからネタが厚くなっちゃう。なので、すごく評判がよろしいんですよ
確かに、お客にとっては「うれしいミス」と言えますね。
他にも海鮮丼が480円、ねぎとろ丼も480円。丼物が500円以下の超特価で、お昼前に売り切れることもあるそうです。
約2万円相当が3500円「お楽しみ箱」
さらに「いしはらの日」の、多くの来場客のお目当ては「豪華お楽しみ箱(3500円)」です。毎月中身が変わります。
3500円で販売されていますが、中身の価値は1万8000円から2万円相当というから驚きです。
例えば、ある箱の中には1000円相当のウニや、2500円相当のキハダマグロなど、全部で11点もの商品が入っています。
ウニとマグロ、2つの商品だけで既に元が取れてしまうという驚きのコスパです。
なぜこんなにお得な価格で提供できるのでしょうか。
土橋さんによると、店舗に隣接する石原水産の加工工場で、形が少し曲がってしまったような規格外品を活用しているとのこと。それに“お気持ち”を加えて、この値段にしているそうです。
家族でたくさん楽しもう!
「いしはらの日」以外にも、年に数回だけしか開催しない「かつおの詰め放題」という激レアイベントもあるそうです。
どんなイベントかというと、冷凍ケースいっぱいに入った冷凍カツオの切り身、1枚300円相当を指定のビニール袋に詰め込んでいきます。1回1000円で制限時間は90秒。
試しにチャレンジしたにむらリポーターは15枚もゲットしましたよ! こちらも次回の開催を要チェックですね。
石原水産マリンステーションでは、毎月14日の「いしはらの日」を中心に、さまざまなお得なイベントを開催しています。
石原水産は安いだけでなく、ゲームや詰め放題など、家族で楽しめる場所でした。行列の理由にも納得。ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
■店名 石原水産マリンステーション
■住所 静岡県焼津市八楠2丁目5-2
■営業時間 9:00~16:00
■定休 日・月
■問合せ 054-629-7420