わが子は、“ちょいモテ”くらいがちょうどいい?
●1月21日は「ライバルが手を結ぶ日」
1866年(慶応2年)のこの日、長州の木戸孝允、薩摩の西郷隆盛らが土佐の坂本竜馬らの仲介で京都で会見し、倒幕の為に薩長同盟(薩長連合)を結んだことが由来となっています。
幕末の頃、犬猿の仲だった薩摩藩と長州藩。
なぜ、犬猿の仲になったかというと、薩摩藩は幕府の開国路線を支持し、幕政改革を求めていました。
しかし、長州藩は攘夷論を唱え、幕府を倒し改革を成し遂げようとしていました。
ライバル関係にあったこの二つの藩が同盟を結んだことから、ライバルが手を結ぶ日となったのです。
わが子にモテて欲しい?欲しくない?
ライバルというと、学生時代は部活動や勉強でのライバルなどがありますが、一番に思い浮かぶのが、やはり恋のライバル。ちょっとおませさんな子なら、幼稚園で意中の異性をライバルと奪い合うなんて話も聞きますよね。
口コミサイト『ウィメンズパーク』でも、「わが子にモテて欲しい? 欲しくない?」で盛り上がっています。
「今の時代、恋愛のもつれから事件が起こりますよね。少しはモテて欲しいけど、変な男に目を付けられる確率が高くなりそうで心配…」
「中高生になったらかわいいお付き合い(ここ重要!)ができる人が一人か二人で。たくさん寄ってきたら天狗になって勘違いしそうだし」
「ファンクラブができそうなくらいモテる子がいますが、なんだかんだと追いかけ回されて大変みたい。男性にまったく振り向いてもらえないのは親としても寂しいので、何人かに告白されるくらいにはモテてほしいです」
特に女の子は、モテると変な虫が寄ってくることもあるので、娘がモテるからともろ手を挙げて喜んではいられないようですね。
一方、男の子のママは、
「職場に超モテ男くんがいます。小池徹平みたいなかわいい系男子です。だからモテすぎて浮気は当たり前、彼女にやってもらって当たり前だから気遣いができない、ついでに仕事もいい加減。こんな人もどうかと…。なので、少しモテるくらいが丁度いい!」
「経験上、高校までのモテは将来につながらないと思います。むしろ変なプライドだけついて、人として実力を備えるための地道な努力をする時期を失うことも。モテは早くても、大学から! 学生時代の友達を見て、そう思います」
男の子も、モテたらモテたで困ったものです。
かといって、まったくモテないのも…
「夫の友人は、全くモテなさすぎていろいろ諦めてしまい、2次元の世界にハマり、『現実の女性が苦手、怖い』と言っています。せめて1人の女性でいいから好きと言ってもらえる程度にはなって欲しいな」
「モテなくていいです。 20人のどうでもいい相手と付き合って別れを繰り返すより、運命のとっておきの一人にモテればいいのです。100人から好かれても、結婚できる相手は一人ですもん。たった一人に出会ってくれればそれでいいです。でも、見る目を養うためにも、いろいろな相手とつき合った方がいいのかなぁ」
わが子がモテるのはうれしいものですが、それはそれで心配…。
モテないのも、とても心配…。
何事も、ほどほどが一番ってことですかね。
(文・井上裕紀子)
■文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』(2022年1月末まで)の投稿からの抜粋です。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。