とび工事・建築工事などの上創(新潟市西区)が特別清算開始決定 事業は他社が継承
東京商工リサーチ新潟支店によると、株式会社上創(新潟市西区、設立1994年4月8日、資本金1,300万円、代表清算人:田中勝嗣氏)が2024年12月23日、新潟地裁から特別清算開始決定を受けた。負債総額は2023年9月期時点で、1億3,005万円。
上創は1994年に設立された事業体で、とび工事、建築工事、管工事等を手掛け、地元企業の下請を主体とした展開で、2010年9月期は2億692万円の売上高を計上していた。
しかし、採算的には厳しく、同期は2,400万円の赤字計上を余儀なくされていた。また、市況低迷や他社との競争激化などでその後の受注は減少傾向となり、2023年9月期の売上高は7,586万円に落ち込み、733万円の赤字計上で債務超過額も1億1,121万円に拡大していたもので、事業継続は困難と判断し、2024年6月30日の株主総会の決議で解散し、今回の措置となった。
なお、事業は他社が継承している。