<マズいと言いたいの?>作ったおかずに調味料をプラスする家族。作り手として腹が立つ、でも……?
夕ご飯のメニューを考えて調理をするママたちは、家族に美味しく食べてほしいと思っているもの。味付けにもこだわりを持っていますが、家族からすると好みの味付けではない場合もあるようですね。ママスタコミュニティのあるママから、こんな投稿がありました。
『夕飯にから揚げを作った。しっかり下味もつけているから、レモンを搾るだけで十分美味しく食べられるのに、旦那は岩塩をかけ始めるし、子どもたちもマヨネーズをたっぷりかけて食べ出した。「レモンだけで食べて」と言っても、「こっちの方が美味しい」とか「レモンは嫌いだ」と言って、全く言うことを聞かない。そういうことが続いてずっと嫌だったから、発狂してしまった。こうやって食べたら一番美味しいと思って味付けをしているにも関わらず、これをやられたら本当に頭にくる』
投稿者さんはから揚げに下味をしっかりつけて、レモンをかけるだけで美味しく食べられるように仕上げています。でも家族はマヨネーズや塩などをかけて食べてしまい、せっかくの下味やレモンの風味を味わおうとしません。過去にも同じようなことがあったそうで、とうとう投稿者さんは怒ってしまいました。家族のことを考えて料理を作っているからこそでしょうが、このような投稿者さんの気持ちを他のママたちも理解してくれているようですよ。
考えて作ったのに、悲しくなる……
『私も腹が立つからわかるよ。市販のから揚げの素なら何も思わないけれど、工夫したものを台無しにされるのは悲しいもん』
『それぞれ好みがあるのはわかるけれど、これをされたら本当にやる気をなくすよね』
投稿者さんは自分で味付けを考えて、から揚げを作っています。家族の健康や少しでも美味しく食べることを考えてのことですよね。いくら家族それぞれの好みがあるとはいえ、食べる前から他の味にされたら切なくなってしまうもの。今後の料理へのモチベーションがなくなってしまうでしょう。
調味料をかけられたとしても、まだ救いようはあるかも
『最初の一口を食べた後に何かかけられる方が嫌だよ。私の味付けはそんなに不味かったの? と思う』
『大量に残されるよりいいと思う』
もし一口食べた後で調味料をかけられたら、その方が嫌との意見もあります。食べた後で味を加えるのは、満足できる味ではなかったと感じられます。愛情を込めて作ったのに、それも悲しいですよね。またたくさん残されてしまうのも、美味しくないと言われているようで作り手としては切ないものです。調味料をかけたとしても「味変」の範囲と思って、残さずに美味しく食べてもらった方がよいのかもしれませんね。
人それぞれ味の好みは違うもの
『好みの味は人それぞれだから、投稿者さんが美味しいと思っていても、家族の口には合わなかったんじゃない?』
『全員他人だと理解した方がいいよ。他人が一番美味しいものが、投稿者さんにとって一番美味しいものとは限らないでしょ』
から揚げに下味をつけてレモンをかけて食べるのが美味しいと投稿者さんは考えていても、家族にとってはその味付けが好みではない場合もあります。またその日の気分や体調などによっても、食べたい味は違うものですよね。美味しい味付けで食べてほしいという投稿者さんの気持ちもわかりますが、家族であっても味の好みはバラバラということを認識する必要がありそうです。
言い争うのではなく、許容範囲を広げていこう
『旦那さんもお子さんも個々の生き物だから、言うこと聞かない! ではなくて、妥協点をみつけていこうよ。投稿者さんが正解と思っている味付けを家族に押し付けるだけでは誰も幸せになれないよ』
メニューには調理をする人の好みが強く出てしまうことはあるでしょう。でも人それぞれ好きな味は違うと考えると、イライラする気持ちも落ち着くのではないでしょうか。その上でお互いの妥協点を見つけていくと、言い争いをすることもなくなりそうです。
『逆に下味を最低限にして、各自で調味料をかける方式にしたら? 酸っぱい系が食べたいとか、辛い系が食べたいとか、日によってあるじゃない?』
例えば下味は薄めにして、できあがったから揚げを好きな調味料で食べてもらうようにするのも方法の一つですね。そうすれば家族の好みに合わせられます。またその日に食べたい味付けにアレンジもできますから、それぞれが美味しく食べることができそうです。作ったから揚げの食感などが嫌ということではなく、好きな味付けで食べたいということでしょうから、アレンジの幅を持たせるのもよいかもしれませんね。