飛距離UPの解決方法 | 遠心力を大きくするためフォローで左腕を伸ばすやり方【筋力&体力が低下しても250ヤード以上飛ばせる飛距離UP術/杉村良一】
驚くほど変わる!飛ばしの必勝法
ゴルフの悩み① 飛距離
意気込みだけでは飛ばない
私が運動音痴であること、また、身体に様々な故障を抱えていることは分かっていただけたと思います。それでも、「ゴルフが上手くなりたい」「飛距離を伸ばしたい」という一心で練習に励んできました。その努力(? )の甲斐あって、250ヤード越えを実現したのですから、老若男女、運動能力に関係なく、誰でも飛ばすことができると思っています。とはいえ、ゴルフは物理です。やる気や意気込みだけでは、飛距離が伸びません。では、どうすればいいのか。そのヒントを紹介します。
年齢を重ねていても、また、身体能力が高くなくても飛距離を諦めることはない。ただ、やる気だけでは飛距離が伸びないことを知っておこう。
【飛距離UPの解決方法】遠心力を大きくするためフォローで左腕を伸ばす
スイングのリードは左腕
スイングは手元を支点とした回転運動ですが、その動きを起こすには、左腕でクラブを引っ張り、さらに左腕を伸ばして振ることが大事です。このとき、右手の“押す動き”が入ってくると、インパクト前に手首が解け、回転運動にならず、遠心力も働きません。だから、右腕を押す意識を消して、左腕を思い切り伸ばす。飛ばしは、スイング中の左腕の動きにかかっているのです。
左腕でリードする
ハーフウェイダウンまでは左腕で引っ張りながらクラブを動かしてくる。
フォローで左腕を伸ばすことによって遠心力も大きくなりヘッドスピードもアップする。
【NG】押す動きではヘッドスピードが出せない
右手で押す動きをすると手首が早く解け、ヘッドで円を描けなくなる。その結果、ヘッドスピードが落ちるだけでなく、ミート率も落ちる。
【出典】『筋力&体力が低下しても250ヤード以上飛ばせる飛距離UP術』 著:杉村良一