がん教育の大切さ 『おかあさんの妹になんて声をかければいいの?』両側乳がんになりました
がん教育 学校では必修とご存じですか?
北海道の石狩市の小学校へ伺いました。
小学校5年生・6年生でしたので難しいかな、と思いましたがまったく心配なく。
最初から手をあげたり、クイズに答えてくれたり、ととても素晴らしい空間でした。
がんは誰にでもなる可能性があり
早期発見治療が大事。
そして、正しい検診が大事、です。
でも学校で行うがん教育で必要なのは『生きるためのがん教育』。
たぶん大変な思いをしている子もいるだろう、でも誰かが手を差し伸べてくれるし、だれかに助けを求めるのは悪いことではない。
そして、周りの人もかける言葉はどんな言葉がいいのか?を話しあいます。
一日でも長くいきれば次の治療が生まれる、と話すことで未来をみてほしいと思っています。
自分の病の過程ではなくて、その手前で悩んだ話、どうやって前を向き始めたかの話、そしてどんな支えが励みになったかという話。
どうしてもつらくなったときは上を見る、空を見上げる、という精神科医の先生から伺った話。
みんなが笑顔で上を見ている姿をみてこちらまで幸せな気分になりました。
質問もたくさんくれました。
乳がんは男性もなるの?
子供もなるの?
声をかけるにはどんな言葉がいい?
どれくらい痛いの?
一番大変だったことは何?
ひとつひとつ経験をお話しし、そしてでも私は私であってほかの考え方もある。
まずは正しい知識を調べて知って、ちゃんと選べるようになってね、と伝えました。
何よりも大事なのは答えはひとつではない、ということ。
何かあっても次の道があることを知ってほしいなと思います。
10月はピンクリボン月間です!
JRタワーもピンク色になっています。
特設サイトに、がん教育動画ものっています。ぜひ一度ご覧ください。
https://www.jr-tower.jp/page/2024pinkribbon/
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