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<情報ツウには要注意!>「陰で悪口……」たったひと言で仲良しグループ崩壊の危機!?【まんが】

ママスタセレクト

写真:ママスタセレクト

私はアカネ。幼稚園年少の娘をもつママです。出産以来ずっと専業主婦で、子どもと家にいることが多い私は、社会との接点がすっかりなくなってしまいました。そんな私にとって、久々に社会と関わることになるコミュニティが、幼稚園のママ友付き合い。ドキドキしながらも、「何でも打ち明けられる、親友のようなママ友が欲しい!」と強く願っていました。そして入園してすぐに、ふたりのママと仲良くなりました。明るくて話題豊富なサツキちゃん。いつも笑顔で穏やかなフユミちゃんです。

こんなショックなことを教えられました。この人は同じクラスのママ、リカさん。地域に知り合いが多く、社交的な性格ということもあり、彼女の耳にはいろいろな噂が入ってくるのだとか。いわゆる情報屋的なポジションです。

この日まで毎日のように連絡を取り合っていた私たちですが、その日以来私はグループトークでの発言をぱたりとやめました。サツキさんも同タイミングでメッセージが減り……自然とグループトークでのやりとりは完全に止まってしまったのです。

「サツキちゃんが悪口を言っていた」と知ったときのショックは、私にとって相当なものでした。 自分でもわかっているつもりなんです。しょせん小さな世界での、くだらないもめごとだって……。でも、久々のコミュニティでできた大切なママ友たち。 リカさんから話を聞くまでは、学生時代の親友のように楽しい日々を送っていたのです。 だからこそ、こんな状況になったことに落ち込みすぎてしまうのです。あんなショックをフユミちゃんには味わってほしくない、でも真実は知らせておきたい……。 ふたつの思いで揺れていますが、きちんと伝えようと思っています。

【フユミの気持ち】情報に振り回されるのはダメ!冷静な判断を

私はフユミ。幼稚園年少の娘をもつママです。子どもが小さいうちはママ友同士の付き合いも密で、それゆえにトラブルも多いと聞きます。だからこそ私は、「流されないようにしよう」と心に決めて、娘の幼稚園入園を迎えました。ママ友のお付き合いなんて、ご近所付き合いの延長みたいなもの。何もかもわかり合わなくていいし、期待もしない。お付き合いは腹六分目。いい意味で突き放して、ほどよい距離感を保っていると、気がラク。そう思っていたのですが、ありがたいことに仲良しのママ友が2人できました。明るいサツキちゃんと心優しいアカネちゃん。冷静でいようと心がける私と合わせ、我ながらバランスのとれた3人だと思っていたのですが……。

リカさんは「幼稚園の情報屋」と呼ばれていて、私としては、うさんくさいなぁ……と密かに思っていた人です。サツキちゃんの性格も考えると、情報が正しいかどうかわからないと感じました。

こういうときは本人に聞くに限ります。その日の夜。サツキちゃんに個別でメッセージを送ってみると、すぐに音声通話で連絡が返ってきました。

なんと、リカさんはサツキちゃんにもあらぬウワサを吹き込んでいることがわかりました。

翌日、幼稚園が終わった後。リカさんに見られてさらに変なことになりたくなかったので、少し離れた公園に3人で集まりました。お互いの本当の気持ちがわかって一安心です。

「自分の目で見て、耳で聞いたことを信じよう」というのが私の信条。リカさんの情報に振り回されず、真実を確かめてみてよかったです。 アカネちゃんとサツキちゃんが仲直りした姿を見て、胸があたたかくなりました。 それにしてもリカさん……いったい何がしたかったのでしょうか。ウソを吹き込んで、私たちが振り回されるのを楽しんでいたのなら、人としてどうかと思います。 何にしても悪質。これはちょっと見過ごせません。

【情報屋の気持ち】「ウワサ広めるのって快感~」私の影響力!

私の名前はリカ。2人の子どものママで、現在下の子が幼稚園年少です。私は生まれたときからずっとこの街に住んでいて、上の子・下の子共に幼稚園のPTAをやっているので、地域に知り合いが多いです。結果、いろいろな情報が耳に入ってきます。ママ生活がいかに充実したものになるかというのは、情報をいかにたくさんもっているかで決まると思っています。私がいろいろ教えてあげると、幼稚園のママたちがみんな喜んでくれるのがいい証拠。「情報屋」というポジションを得た私。周囲からも一目置かれて大切に扱われ、なかなかいい気分です。

こういう話は憶測でふくらませて大げさに話すと、みんなすごーく喜びます。サービス精神のつもりでつい、私はペラペラとしゃべります。私の情報に影響を受けて、みんなが行動を変えるのが、なんとも言えず快感です。「私ってこんなに影響力があるんだ!」と思える瞬間が、たまりません。

(あの2人って、きっとアカネさんとフユミさんのことだよね? こうやってディスるってことは、今までにもすっぽかされたことがあるのかも……!)私のなかでストーリーができあがりつつありました。

知った情報は伝えるのが情報屋の仕事です。後日、私はアカネさんに声をかけました。

実は、こんなグループ割れははじめてではありません。上の子が幼稚園に通っているときにも同じようなことがあり、「あの人が悪口言ってたよ」とそれぞれに伝えてあげたところ、ママ友グループのいくつかが崩壊しました。 そういうのを見るたびに、「情報屋として伝えてあげてよかった」と思うのです。もしかしたら「ママ友クラッシャー」なんて言う人もいるのかもしれませんが、薄っぺらいママ友の友情ごっこなんてなくて結構。 それにひと波乱あったほうが、おもしろいし盛り上がります。こうしてまた1つ、私の情報によって関係性が変わってしまったグループができたのでした。

【サツキの気持ち】身近に潜む……ママ友クラッシャーに制裁を!

先日、リカさんが流したいい加減なウワサに振り回されてしまいました。私はアカネちゃん、フユミちゃんと話し合い、リカさんにちょっとした仕返しをすることに。さすがに友情にヒビを入れられたまま黙っているわけにはいきません。普段は穏やかなアカネちゃんやフユミちゃんも、「少し反省してもらったほうがいいかも」と言ってくれています。3人で知恵を絞り、私たちは1つの作戦を思いつきました。まずはフユミちゃんが「おとり」として、リカさんに接触をします。

ヨリコさんとは、私たちのクラスの最年長ママ。いつも凛としていて、カリスマ性と発言力のある、いわゆるボスママです。

あのときと同じ言葉を、正確に言い出すフユミちゃん。

実はあのときのフユミちゃんの発言は、あらかじめ考えてメモしておいたものでした。だから今こうして、同じことを言えるのです。「“ホテル”くらいしか同じ言葉がないみたいだけど」とリカさんに事実を突きつけます。

他のママたちも、こちらを見ながらヒソヒソ話しています。これで幼稚園中に、リカさんの情報の危うさが伝わったことでしょう。こうして、リカさんの情報屋としての信用は地に落ちたのでした。

今回の件は、私からヨリコさんに個人的にお願いをして、「今度こういうことをするので一芝居打ってくれない?」とお願いしていたものなのです。

アカネちゃんとフユミちゃんには、機会があれば(そしてヨリコさんのOKが出たら)私の趣味のことを話してもいいかな……と思っています。 そして今回のことは、もちろんリカさんが悪いのですが、人から聞いたウワサを簡単に信じ、自分でちゃんと確かめようとしなかった私にも責任があると思っています。 直接確認してくれたフユミちゃんには感謝ですし、アカネちゃんとの誤解もなくなってよかったですし、ヨリコさんが快く協力してくれたこともものすごく助かりました。 これからまた同じようなことがあったときには、しっかりと自分の目で確認し、自分で判断する。 もう人のウワサには、流されないようにしていきたいです。


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