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【PickUp】ニッカウヰスキーの2つの蒸溜所とチーフブレンダー

Dear

宮城峡蒸溜所の入り口(C)Dear WHISKY

スーパーやコンビニ、居酒屋のメニューなどでも日常的に目にすることも多いニッカウヰスキーの商品たち。本記事では、そんなニッカウヰスキーの歴史を共に作り上げてきた2つの蒸溜所と、チーフブレンダー(ウイスキー調合における主任)である尾崎裕美氏についてご紹介します!

【写真】余市蒸溜所と宮城峡蒸溜所(全7枚)

ニッカウヰスキー株式会社とは

日本のウイスキーの父、竹鶴政孝氏が「日本で本物のウイスキーをつくりたい」という想いを胸に始めたニッカウヰスキー株式会社。

なんと初めはウイスキーづくりの資金を集めるために、「大日本果汁株式会社」という名前でリンゴジュースを販売していました。この社名の「日」と「果」をとって、現在の「ニッカ」になりました。

マッサンこと竹鶴政孝氏が大切にしていた「パイオニア精神」を今日まで受け継ぎ、現在はアサヒグループの中でウイスキーをはじめとした酒類事業を行っています。

90年にわたる歴史を支えてきた2つの蒸溜所

1.余市蒸溜所

「日本で本物のウイスキーをつくりたい」という竹鶴政孝氏の想いから建てられた余市蒸溜所(C)Dear WHISKY

樽の西、積丹半島の付根に位置する余市という、スコットランドによく似た冷涼な気候の中、水源にも恵まれたこの北の地に、”日本のウイスキーの父”竹鶴政孝氏が建てたニッカウヰスキー初の蒸溜所があります。

今でも伝統的な石炭直火蒸溜方式を守り続け、世界的に認められるウイスキーをつくり続けています!

2.宮城峡蒸溜所

宮城峡蒸溜所のポットスチル(C)Dear WHISKY

宮城県と山形県の県境に近い緑豊かな地であり、広瀬川と新川という2つの清流に囲まれた峡谷に建つ宮城峡蒸溜所。

創業者である竹鶴政孝氏が、異なる酒質の原酒をブレンドし、より味わい豊かなウイスキーをつくりたいという想いから、余市蒸溜所に続いて設立しました。余市蒸溜所とは異なる特徴を持つ製造設備で、軽快で華やかなモルトウイスキーやグレーンウイスキーを製造しています!

チーフブレンダー 尾崎裕美氏

ニッカウヰスキーのチーフブレンダーを務める尾崎裕美氏(C)Dear WHISKY

尾崎裕美氏は、ニッカウヰスキーに入社後、生産技術研究所やアサヒビール株式会社の酒類研究所を経て、2019年にウイスキーのブレンドを担当するブレンダー室長に就任。2021年からニッカウヰスキーのチーフブレンダーを務めています!

ブレンダーの主な仕事は、新しく発売されるウイスキーのレシピを決めることのように思われますが、実は「今ある商品をつくる仕事」が全体の7割ほどを占めるそうです。

「今ある商品をつくる仕事」とは、自社が持っている原酒のサンプルを確認して、今と同じ香り、同じ味わいのウイスキーをつくることで、ウイスキーづくりには欠かせない重要な役割です!

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