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マジカル・パンチライン[ライブレポート]多彩な魅力を解き放って、ハッピーな空間を作り上げたハロウィンパーティ

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マジカル・パンチライン[ライブレポート]多彩な魅力を解き放って、ハッピーな空間を作り上げたハロウィンパーティ

マジカル・パンチラインが、10月26日(土)に赤羽ReNYにて恒例のハロウィン公演<マジカル・パンチラインLiVE PARK2024 Halloween party「Witch girl?」>を開催した。本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。

・マジカル・パンチラインの写真 8枚

撮影:林晋介

「Overture」が流れ出し、“みんな、クラップ!”という煽る声が響くと場内から大きな手拍子が沸き上がる。それを合図にゆっくりと幕が上がるステージ後方には、カボチャやオバケが描かれた映像が映し出される前で、マジカル・パンチラインの5人がスタンバイ。「Magical Zombie Night」のイントロが流れ出し、マジパンのハロウィンパーティが始まった。

吉澤悠華を中心にメンバーが魔女をモチーフにアレンジしたという黒を基調としたハロウィン特別仕様の衣装に身を包んだ5人は、はつらつと歌い踊る。頭には小さな帽子をそれぞれ付けていたが、山本花奈と宇佐美空来は勢いあまって早々に帽子が取れてしまうハプニングも。しかし、それを意に介さず、元気なパフォーマンスをくり広げていった。

最初のMCでは、沖口優奈が“仮装してくれている人がいる!”と声を上げた。フロアに目やると、魔女風のアクセサリーを付けた人や派手な着ぐるみを着た人などの姿が。ファンも思い思いにハロウィンパーティを楽しんでいるようだった。

背景が城をモチーフとしたものに変わると、彼女たちのパーティはさらに盛り上がっていく。「マジック☆ガール」「謎から謎めくMystery」「あいわなびー」の3曲を、魔女らしくスティックを持ってパフォーマンス。初めての試みだったようで、益田珠希は“みんなに魔法をかけているような気分だった”とご満悦の様子。すかさず“じゃあみんなに可愛い魔法をかけてあげて!”と沖口がむちゃぶりすると“みんな、私のことで頭がいっぱいになっちゃえ!”とスティックを振り回す。するとフロアは黄色いペンライト一色に。瞬時に魔法にかかってみせるファンの反応のよさが見事だった。

中盤戦は新旧の楽曲を織り交ぜて賑やかなパーティが続く。中でも「Magiかよ!?BiliBili☆パンチライン」では、暗転した中、凛々しい立ち姿が浮かび上がるクールなシーンから始まり、大きく激しい動きで目を奪い、かと思えば可愛らしい表情を見せ、さらには優雅なダンスシーンも織り交ぜるといった具合いに、彼女たちの多彩な魅力をすべて詰め込んだかのような見応えのあるパフォーマンスを披露。最後にポーズを決めると客席からは“最高!”の声が上がった。

「マジカル・ジャーニー・ツアー」から突入した終盤戦は怒涛の展開に。アップテンポなナンバー続々と投下して畳みかけていく。大きな動きで激しく歌い踊る5人のパフィーマンスは圧巻という言葉では足りないくらい迫力のあるものだった。最後は「ONE」で会場中の大合唱を巻き起こし、さらなる一体感が生まれて本編を締めくくった。

アンコールに応えた5人はメンバーカラーのTシャツに着替えてステージに再び登場。まずは「Never Ending Punchline」を本編以上の熱量で歌い踊る。そして12月14日(土)に宇佐美空来の生誕祭<ナンテコッタ17歳!〜ようこそ!SEVENTEEN SOLAND〜>の実施と、すでに開催が発表されていた2025年1月25日(土)の益田珠希・山本花奈合同生誕祭、1月26日(日)の西川口Heartsから全国7都市を巡る9周年ライブハウスツアーのタイトルが、それぞれ<みんなは何歳?たまきは21歳!&山本花奈19歳、今日だけ青春させてほしいマモ!!!>と<マジカル・パンチラインLiVE PARK 2025 9th Anniversary Tour〜ありったけのサンキュ!〜>に決定したことも併せて発表された。

“バカになって楽しみましょう!”という沖口の絶叫からライブは最後の盛り上がりへ。「これから、私!」ではメンバーがフロアを練り歩き、お菓子をプレゼントして観客を喜ばせると、最後は「ぱーりないと!」でタオルを振り回して大熱演。特に宇佐美はタオルをダイナミックな動きでぐるんぐるんと回し、観客の熱狂を焚きつける。観客も激しくタオルを振って応え、熱狂的な雰囲気が生まれる中、ライブは大団円となった。

ハロウィンらしく魔法をモチーフにした楽曲を織り交ぜ、その衣装もあいまっていつもとは少々趣の異なる雰囲気も盛り込みつつ、後半はダイナミックなパフォーマンスで会場の熱気をさらに高めていく。そんな彼女たちのハロウィンパーティは楽しくも見応えのあるものだった。

年末から年始にかけては2つの生誕祭と全国ツアーが控える。そこではどんなライブを見せてくれるのだろうか。さらにその前には、現体制初の海外公演となる、12月7日(土)にシンガポールにて行なわれる<Singapore Comic Con2024>への出演も決定。マジカル・パンチラインの活動の幅はますます広がっていくことだろう。今後も彼女たちの動向から目が離せない。

<マジカル・パンチラインLiVE PARK2024 Halloween party「Witch girl?」>

2024年10月26日(土)
赤羽ReNY

M1. Magical Zombie Night〜イタズラしちゃうぞ♡〜
M2.小悪魔Lession1・2・3♪
M3.マジ☆マジ☆ランデブー
M4.マジック☆ガール
M5.謎から謎めくMystery
M6.あいわなびー
M7.パレードは続く
M8.全力疾走フライデー
M9.手のひらがえし
M10.Magiかよ!?BiliBili☆パンチライン
M11.マジカル・ジャーニー・ツアー
M12.マジカル・トキメキハイビーム
M13.Spotlight
M14.渚のサーフライダー
M15.ONE
EN1.Never Ending Punchline
EN2.これから、私!
EN3.ぱーりないと!

<宇佐美空来生誕祭「ナンテコッタ17歳!〜ようこそ!SEVENTEEN SOLAND〜」>

日程:2024年12月14日(土)
会場:渋谷・Studio Freedom

<益田珠希・山本花奈合同生誕祭「みんなは何歳?たまきは21歳!&山本花奈19歳、今日だけ青春させてほしいマモ!!!」>

日程:2025年1月25日(土)
会場:西川口Hearts

<マジカル・パンチライン 9周年ライブハウスツアー『マジカル・パンチラインLiVE PARK 2025 9th Anniversary Tour〜ありったけのサンキュ!〜』>

2025年1月26日(日) 埼玉県 西川口Hearts
2025年2月2日(日) 新潟県 RED STAGE
2025年2月8日(土) 大阪府 アメリカ村BEYOND
2025年2月9日(日) 愛知県 名古屋ell.SIZE
2025年2月11日(火)宮城県 仙台MACANA
2025年2月16日(日) 福岡県 福岡Poket
2025年2月22日(土) 東京都 渋谷GRIT

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