少量の調味料を持ち運ぶ!キャンプでの必殺技「ストローパッキング」
調味料の持ち運びに便利な「ストローパッキング」
キャンプをはじめ、アウトドアに調味料を持ち出すとき、みなさんはどうしていますか?専用の容器を使っている人や、自宅の調味料をそのまま持ち出している人も多いかもしれません。
本記事では、筆者自身も活用している「ストローパッキング」で調味料を小分けにして持ち運ぶ方法をご紹介。調味料を使い終わったらストローをそのまま捨てるだけですし、必要な分だけを持ち運べるのでとてもコンパクトです。
ストローパッキングで用意するもの
・径が大きめのストロー
・ろうと
・ペンチ
・ライター
ストローパッキングの手順
1. ストローの片側をライターで炙る
ストローの片側をペンチで挟んで潰し、ライターで炙ります。溶けたら少し冷まし、しっかりと封ができたか確認してください。
2. 調味料を入れる
ダイソー、セリアなどの100均で買える小型のろうとを使用してこぼれないようにストローに調味料を注ぎます。細いストローだと、ろうとの先がストローに収まらない場合があるので、タピオカ用ストローなど径の大きなストローを選びましょう。
複数の調味料を準備する場合は、塩・砂糖・小麦粉などの固形調味料、液体調味料の順に準備するのがおすすめです。塩や砂糖がろうとにへばりつくのを防げますよ。
3. ストローの逆側をライターで炙る
ストローの逆側を炙り、封をします。
封ができたら調味料が漏れないかどうかを必ず確認してください。万が一漏れてしまった場合のことも考えて、保存袋などに入れて持ち運ぶとよいでしょう。
ストローパッキングには不向きな調味料も…
マヨネーズやケチャップなど粘度のある調味料は、ストローパッキングには不向き。
粘度のある調味料は100均で買える使い捨ての調味料入れを使用するのがおすすめです。醤油や酒などと混ぜ合わせて、合わせ調味料にしてからストローパッキングするのも良いかもしれませんね。
キャンプで実際に調理してみた!分量をはかっておけば味も決まる
実際にキャンプに持ち出し、今回はアボカドしらすパスタを作ってみました。パスタ、アボカド、しらすとストローパッキングしためんつゆ、オリーブオイル、塩だけで作れます。
ストローパッキングする際に必要な分量をはかっておくと、味付けもバッチリ決まりますよ!
材料はこれだけなので、持ち運びがとても楽です。
事前準備が必要なのでめんどうに感じるかもしれませんが、荷物を減らせ、容器を洗うなどの手間もかかりません。ソロキャンプやツーリングキャンプなど持っていける荷物が限られているシーンでも重宝する方法ではないでしょうか。
ストローパッキングでキャンプを快適に!
調味料の持ち運びを楽にでき、片付けの手間も減らせるストローパッキング。用意するものも少なく、すぐに導入できる方法です。次回キャンプに出かける際は、ぜひ試してみてくださいね。
ライター:たなそう(フードライター / Webデザイナー)