水難事故から身を守れ メガロス鷺沼で着衣泳教室
水に入る機会が増える夏休みに合わせ、スポーツクラブ・メガロス鷺沼で8月20日、着衣水泳教室が行われた。
普段は泳げる人も服を着た状態では思うように泳ぐことは難しいもの。同クラブは子どもたちに着衣での対応を学んでもらおうと、プロのコーチによるレッスンを企画。当日は近隣小学校の1年生から4年生までの23人が参加した。
「着衣泳は、『泳』という漢字を書くが泳ぎではない。水辺の事故や水害から自身の命を守る方法だ」という説明を受けた児童たち。服を着たままプールに入り、「浮いて待て」「助けに行かない」などのアドバイスを受けながら、川や海に転落した際の受け身の取り方や浮き方、呼吸確保の方法などを教わった。
参加した児童は「服を着て泳ぐのが難しくてびっくりした」「海に遊びに行く自信になった」と感想を述べた。
支配人の勇上良輔さんは「服を着てプールに入ることで普段との違いを感じてもらえたのではないか。正しい知識をもって、海やプールを楽しんでほしい」と話した。