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ファミリーマートが恵方巻の発表会を開催!今年の目玉は「賛否両論」と「柿安本店」が監修したスペシャルな2品

舌肥

年末にお伝えしたファミリーマートの恵方巻、舌肥の記事を読んで既に予約した人もいることだろう。そこでも大きく取り上げたが、なんといっても今回のファミマの恵方巻の目玉は和食の名店「賛否両論」と肉の老舗「柿安本店」が監修に参加したスペシャルな2品。ファミマの店頭や記事で写真は公開されているものの、この2品って、いったいどんな恵方巻なんだろうと気になって仕方がなかったが、ついに1月8日、ファミリーマート本社にて開催された発表会でお披露目されることになった。

手前が賛否両論監修の「絶品海鮮恵方巻」、奥が柿安本店監修の「牛めし恵方巻」。※試食用にカットしてメディアに配られたものです。実際の商品の長さは、それぞれ13㎝になります。

予約の取れない人気店としても有名な賛否両論が監修した「絶品海鮮恵方巻」は、素材の味が引き立つ贅沢な海鮮巻き。皮目を炙って香ばしく仕立てた金目鯛や、塩麹に漬けて旨味を引き出した三陸産のサーモン、まぐろたたき身など、こだわりの具材を詰め込んだ一品で、価格は税込1,300円。

創業明治4年の肉の専門店である柿安本店が監修した「牛めし恵方巻」は、こだわりの製法で旨味を引き出した黒毛和牛が主役。甘辛い味付けの満足感のある一品で、価格は税込1,080円。

発表会には賛否両論 店主の笠原将弘(右)と、柿安 料亭 料理長の長尾英則氏も登壇。MCからの「もっともこだわったポイントは?」という質問に対し、笠原氏は「贅沢な海鮮の旨味を味わっていただく。ここが最大のポイントです。海鮮の旨味を味わっていただくために、あえてお出汁で仕立てた油揚げの煮物を入れてあります。これが入ることによって、具材それぞれの旨味が引き立つように仕上がってると思います」、長尾氏は「メイン素材の黒毛和牛の味付けにこだわりました。肉部位のスライスのサイズや炊き方はもちろん、弊社の看板商品である牛めしの味の特徴である肉の旨味の割り下に、とても近づけたことが最もこだわったポイントです」と語った。

続いての「監修にあたり苦労したポイントは?」という質問に、笠原氏は「全体の味わいのバランスがちょっと難しいところでした。やはりどんなものを入れるかという具材の選定、それをどれぐらいの量を入れるか。そしてやはり恵方巻なので、どの位置にそれらのトッピングを配置するかというあたりが結構難しいところでした」、長尾氏は「ファミリーマートのお客様へ、すべてにおいて同じおいしさをお届けすることが大事だと思っています。柿安の味に近づけることもとても苦労しましたが、一本一本本当に美味しいと感じていただける味にするため何度も試作を重ね、再現することができました」と回答した。

最後の質問は「監修した恵方巻を一言でアピールするとしたら?」。笠原氏は「ズバリ、贅沢海鮮の恵方巻ですね。細かい仕事がいろんなところに詰まった一品になっております」、長尾氏は「肉の老舗恵方巻です。肉の脂身の甘みと玉ねぎ、野菜からの甘みのベースを細かく配合したたれで炊き上げた、お肉と野菜がポイントとなっております」と両者とも自信をもってアピールしてくれた。

この日、この瞬間を一番楽しみにしていたという柿安本店監修の「牛めし恵方巻」を試食する笠原氏。その感想は「月並みな言葉ですが、とても美味しいです。牛肉が美味しいのは、もう言わずもがななんですけれども、きんぴらごぼうであったりとか、胡瓜の食感とかがやっぱ良い。本当にバランスの良い恵方巻になってると思います。お肉が本当美味しいです」と大絶賛。

続いて賛否両論監修の「絶品海鮮恵方巻」を試食する長尾氏。「サーモンだったり、まぐろだったり、海鮮のそれぞれの旨味がこの油揚げの出汁と一緒に食べることによって、とても引き立てられてきて、とてもすごい。本当に美味しいの一言に尽きると思います」。

勢揃いした今年のファミリーマートの恵方巻。

賛否両論の笠原氏、柿安本店の長尾氏がお互いの恵方巻を大絶賛していたが、これは別に相手に気を遣ってのことではなく、間違いなく本当に美味しかったに違いない。そう断言できるのは、記者も実際にこの場で試食させてもらったから。いや、本当に美味しかった。ちなみに今回の恵方巻、どちらも自分のお店で出すとしたら価格は倍くらいになってしまうそう。1,000円代でこのクオリティの恵方巻が販売できるのは、やはりファミリーマートの企業努力によるもののようだ。そう考えると、お店で食べるより半分の価格で食べられるこのチャンスを逃してはならない。今月30日の締切前に予約するのをお忘れなく。

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