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【は?】食品ロス削減と言いながら「国産うなぎ」が入っている謎の福袋をAmazonで買ったら…段ボールを見た時点で度肝を抜かれた

ロケットニュース24

一般的に、「食品ロス削減」を謳(うた)う福袋には “余ったもの” が詰められがち。しかしながら、私が先日Amazonで見つけた福袋は「食品ロス削減」でありながら「国産うなぎ」が必ず入っているという。どういうことだろうか?

国産うなぎって余っているのだろうか? ググると確かにそういうニュースがヒットするので、余った国産うなぎが入っているのかもしれない。あるいは、他の商品を売り込むために “バーター” で国産うなぎとセット販売しているのかもしれない。

確かなことはわからないが、国産うなぎが食べられて食品ロス削減に貢献できたら一石二鳥……というわけで購入してみた。

【写真】「影の主役」の輸入業者を確認すると見慣れた名前が…

・段ボールにビビった

その福袋は「食の達人 森源商店」 というところが販売している。Amazonでの商品名は「食の達人 国産鰻が必ず入っている!福袋 食品ロス削減 海鮮 冷凍食品 福袋 食品 お取り寄せグルメ 食品 備蓄」といい、購入価格は9300円だった。

残念ながら現在は販売終了となっている(2024年12月26日時点)が、これ系の福袋はふとしたタイミングで復活することがよくある。まぁ復活しないかもしれないが、その場合は来年の参考になれば……と思ったので紹介しよう。

さて、この福袋は登場からして衝撃だった。どういうことかというと……

段ボール2つを紐的なものでグルグル巻きにして1つにしている。なんだこれは? オカンの仕送りかよ

お世辞にもスマートな梱包とは言えないが、それだけに手作り感が漂いまくっている。そして、中身がめちゃくちゃ詰め込まれている雰囲気も。

ちなみに、Amazonの商品ページには、以下のようなことが記載されている。

・完全に当店の都合のみで商品を詰め込みます
・その分、めちゃくちゃお得なセットになることを約束します
・お任せでOKの方のみ
・訳あり品もございます
・冷凍庫パンパンな方は不可

……最後の「冷凍庫パンパンな方は不可」からは、福袋のボリュームがハンパない予感がするが果たして実態は? 開封してみたところ……

お約束のうなぎ(2尾)

気になる原産地は鹿児島だった

さらに……

コウイカ60g&ボイルエビ6尾のセット ×2袋

大エビフライ(5尾)

味噌ダレ牛もつ煮込み(300g)

サーモンハラスたたき(1つ200g) ×2袋

しめさば(半身5尾)

銀鮭 あら(500g) ×2袋

まとめると……

こんな感じ。やはりなんといっても国産うなぎの存在感は圧倒的であるが、それ以外も結構なインパクト。ジャンボサイズのエビフライや、大容量の鮭のアラ2袋はどうしたって目を引く。

というか、これらを入れたことで冷蔵庫がパンパンになってしまったので、届いたその日に調理開始。まずは……

エビフライ

オッサンが口をフルオープンにしないと食べられないほどデカい。そして美味い。食品ロス削減の福袋に入っていたとはいえ、味的にはなんの問題もない。

鮭のアラも同様だ。アラだから可食部は少ないものの、味は普通に美味い。

──と、こうして冷凍庫クライシスを乗り越えたところで……

主役の登場だ。うなぎは解凍後にフライパンで調理する形なのだが、焼いているからか皮のブヨブヨ感は一切ない。さすが国産うなぎという味わいで、めちゃくちゃ美味かった

・賞味期限

それから賞味期限。これ系の福袋だと賞味期限がめちゃくちゃ短かい商品がよく入っているが、この福袋の中で最も短いのは2025年の3月31日までだったコウイカで、最長のサーモンハラスたたきは2026年6月までだった。

つまり賞味期限も特に問題なし。全体的に欠点という欠点が見当たらないのだが、強いて言うなら梱包の段ボールがワイルドなことだろうか? 

いや、むしろ段ボールこそ味があっていい……と思う人はこの福袋がオススメ。先に述べたように現在は売り切れているが、来年狙ってみてくれ。

参考リンク:Amazon ※2024年12月26日時点では販売中止となっています
執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.

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