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『ジョン・ウィック』の見る順番はこれ!公開順・時系列、スピンオフを含むシリーズ全作品のあらすじを解説

アニメイトタイムズ

写真:アニメイトタイムズ編集部

キアヌ・リーブス主演で世界を熱狂させたアクション映画の金字塔『ジョン・ウィック』シリーズ。

そのスタイリッシュな世界観と「ガンフー」と呼ばれる独特のアクションは、今なお多くのファンを魅了し続けています。一方で、長く展開されているからこそ「シリーズに触れてみたいけど、作品数が多くてどの順番で観ればいいか分からない…」という方も多いのではないでしょうか?

この記事では、初めて『ジョン・ウィック』を観る方にも分かりやすいように、スピンオフ作品も含めたおすすめの視聴順を、各作品のあらすじと見どころと共に分かりやすく解説します!

『ジョン・ウィック』は公開順=時系列順! 迷わず1作目から楽しもう

『ジョン・ウィック』シリーズは、物語の時系列と映画の公開順が全く同じです。そのため、迷うことなく1作目の『ジョン・ウィック』から順番に観ていくのが最もおすすめです。

前作のエンディングが次作の冒頭に直結する構成になっているため、公開順に観ることで、主人公ジョンの壮絶な戦いと、シリーズを追うごとにスケールアップしていく物語を最大限に体験することができます。

また、スピンオフである『バレリーナ:The World of John Wick』は、シリーズ3作品にまたがった幅広い時間軸を描くので、メインのシリーズを観終わった後に観賞をおすすめします。

声優ファンは「日本語吹替版」もおすすめ!

本シリーズは、劇場公開後に吹替版が用意されます。主人公ジョン・ウィックの声は、不動の人気を誇る森川智之さんが一貫して演じています。寡黙なジョンの内に秘めた覚悟と悲しみを、深みのある声で見事に表現。

また、堀内賢雄さん、山路和弘さん、櫻井孝弘さんなど、豪華声優陣が多数出演します。声優ファンの方は、ぜひ吹替版でハードボイルドな裏社会の物語をお楽しみください!

『ジョン・ウィック』シリーズの見る順番(公開順)

まずは基本となる公開順です。スピンオフ作品も含めて紹介します。

・『ジョン・ウィック』 (2015)

・『ジョン・ウィック:チャプター2』 (2017)

・『ジョン・ウィック:パラベラム』 (2019)

・『ジョン・ウィック:コンセクエンス』 (2023)

・『バレリーナ:The World of John Wick』 (2025) ※スピンオフ

『ジョン・ウィック』シリーズの見る順番とあらすじ・見どころ

1. 『ジョン・ウィック』 (2015)

あらすじ

裏社会で恐れられた伝説の殺し屋ジョン・ウィック。愛する妻を亡くし、静かな引退生活を送っていた彼は、亡き妻が遺した子犬と共に新たな人生を歩み始めようとしていた。しかし、そのささやかな希望をチンピラの襲撃によって奪われた時、彼は復讐のため、再び血塗られた裏社会へと身を投じる。

見どころ

すべての伝説はここから始まりました。銃と格闘技を融合させた「ガンフー」アクション、殺し屋たちの聖域「コンチネンタル・ホテル」といった独自の世界観が確立された記念すべき第1作。最愛の妻が残した愛犬の死というシンプルな動機が、観る者の怒りと共感を呼び起こしてくれます。

2. 『ジョン・ウィック:チャプター2』 (2017)

あらすじ

復讐を遂げ、再び平穏な生活に戻ろうとするジョンの前に、過去の血の誓印(マーカー)を交わしたイタリアンマフィアのサンティーノが現れる。誓印の掟により、サンティーノからの殺しの依頼を断れないジョン。彼は不本意ながらも、裏社会のさらなる深みへと引きずり込まれていく。

見どころ

舞台はニューヨークからローマへ。防弾スーツを仕立てるテーラーや「武器ソムリエ」など、世界観を彩るユニークなキャラクターが多数登場します。そして、1作目で語られた「鉛筆で3人を殺した」という伝説が、ついにスクリーンで実現します!

3. 『ジョン・ウィック:パラベラム』 (2019)

あらすじ

裏社会の絶対の掟を破り、1400万ドルの賞金首となったジョン・ウィック。全世界の殺し屋から命を狙われる彼に、もはや安息の地はない。生き残りを懸け、ジョンは過去に繋がりを持つ組織「ルスカ・ロマ」を頼るが…。

見どころ

ハル・ベリー演じるソフィアと、彼女が操る2匹の軍用犬との連携アクションは必見!バイクを駆使したチェイスや、馬を使った戦闘など、アクションのバリエーションが飛躍的に増加。そして、シリーズ最終章へと繋がる、衝撃のラストが待ち受けます。

4. 『ジョン・ウィック:コンセクエンス』 (2023)

あらすじ

裏社会の頂点に立つ組織「主席連合」から追われるジョンは、自由を取り戻すため、組織の強力な権力者であるグラモン侯爵に決闘を申し込む。旧友であるコウジ(真田広之)やケイン(ドニー・イェン)を巻き込みながら、ジョンは最後の戦いに身を投じていく。

見どころ

凱旋門でのカーアクションや、222段の階段での死闘など、常識を超えたアクションシーンが連続。大阪コンチネンタルを舞台に、真田広之とドニー・イェンという二人のレジェンドが参戦し、深い人間ドラマをも楽しめる...まさしくクライマックスにふさわしい作品です。

『バレリーナ:The World of John Wick』 (2025)

スピンオフ『バレリーナ:The World of John Wick』とは?

『ジョン・ウィック』シリーズをすべて観終わったら、裏社会の世界をさらに深く楽しめるスピンオフ作品『バレリーナ:The World of John Wick』がおすすめ。

【本編の合間の物語】
物語の時系列は、『チャプター2』(2作目)の冒頭、そして『パラベラム』(3作目)と『コンセクエンス』(4作目)の間とかなり幅広く描かれています。ジョン・ウィック本人も登場しますが、メインのシリーズとは主人公含め大きく異なります。

【まずは本編4作を観てから楽しもう】

『バレリーナ:The World of John Wick』は、本編で描かれた裏社会のルールや組織を知っていると、より一層楽しめます。まずはジョン・ウィックの物語を最後まで見届けてから、新たな主人公・イヴの物語に触れるのが良いでしょう。

あらすじ

『パラベラム』に登場した暗殺者養成組織「ルスカ・ロマ」。そこで育ったバレリーナであり、暗殺者でもあるイヴ(アナ・デ・アルマス)。何者かに家族を殺され、復讐を誓った彼女は、裏社会に身を投じ、孤独な戦いを始める。

見どころ

主人公が女性であることから、従来の「ガンフー」とは異なる、創意工夫に満ちたクレバーなアクションが展開されます。「引退するため」に戦うジョンに対し、「殺し屋になるため」に戦うイヴ。対極の主人公が描く、もう一つの復讐譚です。

おわりに

鉛筆一本で伝説を作り、愛犬のために裏社会のすべてを敵に回す男、ジョン・ウィック。

アクションと独特な世界観が融合したこのシリーズの魅力を、まずは1作目『ジョン・ウィック』から体験してみてはいかがでしょうか。

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