新吉田第二小 観音崎の魅力知る 学芸員が出前授業
横浜市立新吉田第二小学校(板橋典子校長)で5月20日、観音崎自然博物館(横須賀市)の学芸員、佐野真吾さんによる出前授業が行われた。対象は5年生。
同学年は6月に「三浦宿泊体験学習」を控えており、水辺の生き物観察学習に対して意欲を持つこと、また、三浦半島に生息する生き物を知り、生き物と環境との関わりに気付くとともに生命を尊重する態度を養うことを狙いとしている。
佐野さんは、スライドを映しながら学芸員の説明や観音崎の魅力と特色を紹介。児童らは、特殊地下壕で発見した生物や、神奈川県では絶滅種に指定されている生物が現れた話などに興味深そうに聞いていた。「新種を見つけたら持っていく」「三浦の生き物をたくさん知れていくのが楽しみ」と目を輝かせる児童の様子が見られた。
佐野さんは、「特殊なエリアである観音崎のことを知って、来た時に楽しんでほしい」と話した。