【京都ランチ】老舗が手掛ける上質な穴場ティーサロン!本格洋食メニューも評判
四条河原町の高島屋2階にある「ティーサロン ばらの木」。実はリプトンやかつくらを手掛ける老舗・フクナガが運営しており、知られざる穴場スポットです。百貨店ならでは広々&上品で、香り高い紅茶と洋食メニューが自慢です。
老舗が手掛ける上質ティーサロン
京都最大の繁華街、四条河原町。数多くの飲食店がひしめき合うこのエリアに、知る人ぞ知る穴場のティーサロンがあります。老舗フクナガが手掛ける「ティーサロン ばらの木」。こだわりの紅茶はもちろん、本格的な洋食メニューも楽しめる、まさに大人の隠れ家です。
高島屋2階の、高級ブランドが並ぶフロアの一角に「ティーサロン ばらの木」はあります。リプトンや「かつくら」などを手掛けるフクナガ系列のお店ですが、その表記はほとんどないため、意外と知られていないかもしれません。(実は私も取材するまで知りませんでした。)
一見するとこぢんまりとした入口からは想像できないほど、店内は広々として落ち着いた空間が広がります。上質な調度品、中央に生けられた美しい花々が、百貨店ならではの格調高い雰囲気を演出。ゆったりと配置されたテーブル席は全部で54席あり、隣を気にせずくつろげます。
ドリンクメニューは、リプトンが広めたとされるロイヤルミルクティーをはじめ、ダージリン、アールグレイといった定番の紅茶が充実。さらに、地産地消にこだわった京都和束産の和紅茶も楽しめます。この他にも、ハーブティーやコーヒー、アルコール類まで揃っており、様々なシーンで利用できるのが嬉しいですね。
フクナガ系列と聞けば、料理への期待も高まります。食事メニューは、ピラフ、オムライス、カレーといった喫茶店の定番から、サンドイッチ、パスタ、ハンバーグ、洋食プレートまで多岐にわたります。
この他に、季節のケーキやパフェなど、デザートもたくさん用意されています。
今回は、特に人気の「海老とマッシュルームのオムライス」をいただきました。よくあるチキンライスではなく、海老とマッシュルームがふんだんに使われた贅沢な一品です。
完成度の高い洋食メニュー
調理風景を特別に見せていただくと、そのこだわりはレストランそのもの。たっぷりのバターで海老とマッシュルームをソテーし、フランベで魚介の臭みを消しつつ、芳醇な香りを引き出します。
まさにレストランレベルのこだわりです。
ケチャップライスも、トマトの酸味を飛ばしながら旨みをしっかりと絡めていきます。
そして、卵は3個分相当を使用。生クリームを加えてミルキーに仕上げ、絶妙な火加減でとろとろとかための間くらいの厚みのあるオムレツに。
この後、玉子でケチャップライスを丁寧に包んでいきます。
シェフの手慣れた動きで、あっという間に美しいオムライスが完成しました。ツヤツヤで見た目も美しいです。
目の前に運ばれてきた、ツヤツヤで美しいフォルムのオムライス。
一口食べると、ふわっとバターと洋酒の香りが広がり、まさにレストランの味わいです。食べ応えのある海老とマッシュルームがたっぷり入っていて、高級感も感じられます。
厚みのある卵と、まろやかな旨みと甘みが効いたケチャップライス。そこに、心地よい酸味のトマトソースが絶妙なアクセントを加えています。香り、具材の量、火加減、完成度の高いオムライスでした。
老舗フクナガらしい安心感のある逸品でした。
食後には、近年人気が高まる京都和束の和紅茶を。苦味が少なく優しい甘みと、すっきりとした後味が、食事の余韻を心地よく締めくくってくれます。
四条河原町周辺は、洋食店も多いのですが、その中でも穴場ではないでしょうか。百貨店内にあり上質の落ち着いた空間、ティーサロンですが洋食店、顔負けのお料理です。
四条河原町の喧騒から離れ、上質な空間で本格的な食事を楽しめる「ティーサロン ばらの木」。休憩にも、ランチにも、一日を通して利用できる便利な一軒です。京都の洋食激戦区の中でも、ぜひ訪れてほしいおすすめの穴場です。
動画で観る「ばらの木」
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店舗情報
店名:ティーサロン ばらの木
住所:京都市下京区四条通河原町西入ル真町52 京都タカシマヤ 2F
電話番号:075-213-3891
営業時間:10:00〜20:00
定休日:高島屋に準ずる
HP:https://www.instagram.com/tea_salon_baranoki/