市内旅館・ホテル 観光産業の活性化へ 勉強会で意見交換
川崎市内の宿泊施設などが加盟する川崎ホテル旅館組合は10月21日、川崎市観光振興プラン策定に向けた勉強会をホテル精養軒(小杉町)で開催した。組合員や観光協会、行政職員ら31人が参加し意見を交わした。
川崎市経済労働局から現在策定が進められている川崎市観光振興プランについて現状報告が行われた後、川崎市観光協会から観光誘致の取り組みや、観光情報の英語特設ページ構築、川崎市内での日本の伝統・文化等の体験集について紹介された。また市内の各ホテルが川崎夜市ほかナイトツーリズム、インバウンド誘致などについての報告が行われた。
神奈川県旅館ホテル生活衛生同業組合から、旅館業法の改正によってホテル旅館のカスハラ対策についての取り組み等も紹介され、ガイドライン策定の必要性を確認した。
川崎ホテル旅館組合の担当者は「各ホテル、行政、観光協会と意見交換ができ、川崎の観光産業の活性化へ向け、共有化を図れた意義は大きい」と振り返った。