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リーグ3連勝中のジュビロ磐田。上夷克典、江崎巧朗の両センターバックが考える好調の理由とは!

アットエス

上夷克典選手(左)と江崎巧朗選手


ジュビロ磐田は3月30日のジェフユナイテッド千葉戦で1−0と勝利しました。完封勝ちは2月22日のサガン鳥栖戦以来、5試合ぶり。千葉戦の被シュートは2本で、後半は0本でした。ジョン・ハッチンソン監督が「力強くなってきた」と手応えを示す守備を統率するセンターバックの上夷克典、江崎巧朗の両選手に話を聞きました。

上夷克典  4/5(土)の山形戦は29歳の誕生日

-DFとしてクリーンシートは気持ち良かった?
そうですね、やっぱり全然違うと思いますね。個人的にもそうですけど、チームとしても自信になると思います。

-公式記録では千葉のシュートは後半0でした。
試合中はそういうのは気にしてなかったですけど、とりあえず相手のストロングポイントを消す、背後に保つことを本当に意識してやった結果、そういう結果につながって良かったかなと思います。

-GK阿部航斗選手はセットプレーでもラインを高く保ったという話をしていました。
千葉戦に限らず、ずっとやっていたことで、セットプレーの課題も出てきてると思うので、そこをコーチとかとコミュニケーションを取りながらやっていきたいなと思います。

-危ない場面がオフサイドになったのは必然だったという考えですか。
うーん、そうですね(笑)運もあったかと思いますけど。でも、みんながラインを揃える意識は絶対あったと思うので、結果、ラインが揃っていて、相手が出ていただけなので、よかったかなと。

-結構ヒヤリとしたんですか。
まあ何か、出ている感じはありましたけど、VARがあったらどうなっていたか分からないし。見返した感じだと、最初の折り返された時点で、1本目でオフサイドだった気はしますけど、見た感じは。多分、折り返しの方で取られていたので。なんか見返した感じは、最初も出ていた気はします。

-先発で3試合連続で出続けています。コンディションも上がっていますか。
コンディションも上がってきてますし、とにかくけががないのが、個人的には一番いいかなと思います。最近は少なくなりましたが、以前は筋肉系のけががあったので。

体重もうまくコントロールできて、動きやすい感じではありますね。筋トレやケアは結構やっています。ここ2、3年はやっていますね、いろいろと。一つけがすると、そこからいろんなところをやっちゃうので。本当、けがだけはしないように心がけてます。

-4月5日のモンテディオ山形戦当日が29歳の誕生日です。
試合前日とかが誕生日というのはあったけど、当日はなかったかな。変わらずですね。いつも通り、いい準備をして挑みたいです。

江崎巧朗「共通認識のすり合わせができてきた」

-相手は局面でマンツーマン気味に来るので、後ろで回すのはすごく勇気がいりますね。
怖がらずにやるところと、流れも見てロングボールを入れて相手コートでボールを持つところの使い分けも千葉戦は航斗くん(阿部選手)中心にできていたので、そこら辺の判断は、試合中に話しながらできたので良かったかなと思います。

-江崎選手からジョルディクルークス選手という流れは今まで多かったけど、千葉戦は上夷選手に付けて逆サイドに行く形も多かった。
千葉戦はちょっと前に運んだ時に、フリーでボールを蹴れるシーンがあって、背後も結構空いているみたいな感じだったので、もう少しボールの精度とかが良ければ簡単に2点取れたと思うんですけど、風もあったので難しくなりました。

上夷選手とうまく横でつなぎながらコミュニケーションを取り、センターバック同士のパス交換というところは、今日は良かったかなと思います。

-クリーンシートで終えました。手応えもあったんじゃないですか。
2点目を奪えず、仕留めきれなかったですけど、そういうチャンスを多くつくれたという意味では良かった。次の試合も0で抑えて完封できるようにやっていきたいと思います。

-ハイラインを維持しながらやっていて帰陣も早かった。
やりたいことが結構はっきり分かるようになって、こうなったらみんなでもっと守備をしようとか、ここまで下げたらしっかりラインを上げようとか、そういう共通認識の部分のすり合わせが少しずつできてきた結果、そういうのにつながっているかなと思います。

-交代で入ってきた選手たちも共有していました。
為田(大貴)選手はすごい能力が高いので。誰が入っても変わらず、更なるパワーが上がるぐらいできる力があるので、それをうまく同じ方向に向けるように、自分(のポジション)が全体を見えているので、うまく声をかけたり、コントロールしたりっていうところはやっていきたいです。

-そういうところは、控え組が出たルヴァン杯のFC大阪戦(3月26日)でも見られました。
自分が出ていたら、本当に大変だろうなと思って見ていて、みんなで守っていたし、いい形で点が取れていたり、ああいう形で取れたのは、ジュビロがいい形で波に乗りだしている証なのかなというのは、少し感じながら見ていました。

-ベガルタ仙台戦の後、最も修正したところは?
ビルドアップするところで、もう少しスムーズに。サイドのジョルディ(クルークス選手)や謙(倍井選手)まで持っていって、そこから背後を取ったりっていうところを、もう少しうまく運びながらスムーズにできるようにやろうというところ。

守備では背後はスペースがあるので、そこに蹴られるのはしょうがないので、そこに対しての対応だったり、チーム全体で戻すところだったりの共通認識はミーティングですごい言われていたので、ちょっと意識できたかなと思います。

-仙台戦と違って押し込まれてもそんなにバタバタしなかったように見えました。
正直言って、こっちの選手が押し込んだ時に、(千葉が)もう少し背後だったりっていうところがあったら怖かったんですけど。シンプルに来て、セカンドを拾ってみたいなのをやってきたら、もうちょっと怖かったですけど。

うまくサイドの選手が対応して、上げる前にボールを奪えたりしたので、そういったところが結構やられなかった大きな理由だと思います。上げさせないっていうところも含めて、千葉戦はみんな守備は集中できていたと思います。

中盤の駿くん(中村選手)や力也さん(上原選手)もそうですけど、右サイドで洋斗(植村選手)も1対1で止めて、簡単に上げさせないようにやってくれていたし。

結構早いタイミングで上げるのは仕方ないところもあるので、上げさせないように、洋斗はボールが入る前から早めに寄せてとか、結構工夫してやってるなっていう感じはあった。それは結構大きいプレーだったかなと思います。

-監督はサガン鳥栖戦の完封より、千葉戦の完封の方が手応えありというような話をしていた。
0に対して毎試合こだわってやってきたんですけど、なかなか難しくて。そういった意味では、こんなふうにチーム全体で、組織としての守備力っていうのがすごいあった感じはしていました。

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