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スタッフの「推し」展覧会 アンモナイトにサケ…学芸員の知識と愛が爆発中!【北海道博物館】

Sitakke

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北海道博物館では、数ある所蔵品の中から職員それぞれが、愛する「推し」を紹介する展示が始まりました。

野幌森林公園の緑に囲まれ、れんが造りの外観から「森のちゃれんが」の愛称で親しまれる北海道博物館。

ここで2月10日から始まる「森のちゃれんが宝箱」は、職員一人一人が熱烈に「推す」ものだけを集めた、「宝箱」のような展覧会です。

一体、どんなものを「推し」ているんでしょうか?

アンモナイトの「くびれ」?

熱心に「推し」を説明してくれる久保学芸員 愛です!

久保見幸学芸員が「推す」のは「パタジオシテス・コンプレックス」というアンモナイト。

北海道博物館にはアンモナイトだけでも約400点が所蔵されています。

その中でこのアンモナイトにこだわるポイントは「くびれ」なんだとか!

この「くびれ」がポイント!見方が変わりますね

「真正面から見てもすごくきれいなんですけど、くびれが規則的にきれいに並んでいたり、くびれの左側に縫合線と言って菊の葉の模様がついているんですけど、そういったところに注目して見てもらうと楽しめる」## スタッフの専門性や個性が爆発!

お次は水島未記学芸主幹の「推し」。

サケのぬいぐるみ?記者が持ってみると…

あれ!?重たい!!

!?重たい!ふわふわのぬいぐるみと思って油断するとびっくりするほどの重量です。

なんと、重さは5キロ。実際のサケの重さを表現しています。

生き物のリアルなぬいぐるみが好きだという水島さん。

本物のサケを触ったことがない人にこそ、このぬいぐるみを「推し」て、説明するだけでなく実感をしてもらいたいのだといいます。

昔の道具や重要文献など、ずらりと並ぶ「推し」には職員32人それぞれのこだわりが詰まっています。

北海道博物館の池田貴夫学芸部長は「われわれ北海道博物館にいるスタッフが、どんな専門性や個性を持っているのかを感じていただける展覧会を目指した」と話していました。

この展覧会は、北海道博物館で10日から4月7日まで開かれています。

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2024年2月9日)の情報に基づきます。

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