英アンドルー王子、スキャンダルを受けてクリスマス行事の参加を見送る 元妻や娘2人も出席せず
中国人スパイ容疑者との親交が発覚したアンドルー王子について、英王室のクリスマスの伝統行事であるサンドリンガムの集いに参加しないと報じられた。元妻セーラ・ファーガソンさん、娘ベアトリス王女とユージェニー王女も不参加だという。セーラさんは昨年、32年ぶりに出席したが、今年は断念し、アンドルー王子にも参加を見合わせるよう説得したそうだ。ベアトリス王女とユージェニー王女は今年初めて、それぞれの義理の両親とともにクリスマスを祝うとみられている。
【写真】アンドルー王子の元妻と娘ユージェニー王女(左)、ベアトリス王女。今年のクリスマスは別々に過ごすことになった
英紙『The Times』は現地時間13日、国家安全保障上の理由で英国への入国を禁じられた中国のスパイ容疑者が、かつてアンドルー王子(64)の招待でバッキンガム宮殿を訪れていたと報じた。
報道を受け、アンドルー王子の事務所は声明で、容疑者との関係について「すべての連絡を絶った」と説明した。
英王室では、クリスマス時期に英ノーフォーク州のサンドリンガムに集まり、25日には多くの群衆が見守る中、クリスマス礼拝に向かう。礼拝後にはサンドリンガムの邸宅に戻り、チャールズ国王主催のクリスマスランチを共にする。
しかし、このようなスキャンダルが発覚したため、王室関係者はアンドルー王子が公の場に姿を見せるかどうかを検討していると述べていた。
すると英メディア『Sky News』は現地時間16日、アンドルー王子と元妻セーラ・ファーガソンさん(65)が、今年のサンドリンガムの集いに参加しないと報じた。
さらに英メディア『The Independent』は、セーラさんが王室メンバーとクリスマスを過ごすことを断念し、アンドルー王子にも参加を見送るよう説得したと伝えている。セーラさんは過去にスキャンダルが発覚して以来、サンドリンガムの集いへの参加を禁じられていたが、昨年はチャールズ国王の招待で32年ぶりに参加していた。
また、英メディア『Hello!』が同日、アンドルー王子とセーラさんの娘であるベアトリス王女(36)とユージェニー王女(34)も、今年のサンドリンガムの集いには参加しないと伝えた。
同メディアによると、ベアトリス王女とユージェニー王女は、結婚後初めてそれぞれの義理の両親と共にクリスマスシーズンを過ごすことが、今年初めに決まっていたそうだ。
第2子を妊娠中のベアトリス王女は、夫エドアルド・マペッリ・モッツィ氏(41)と共に2021年に購入した英コッツウォルズの邸宅に住んでいる。長女シエナちゃん(3)、夫と元婚約者の息子クリストファー・ウルフくん(8)と暮らしており、クリスマスには義理の両親を招く予定だ。
ユージェニー王女は夫ジャック・ブルックスバンク氏(38)、息子オーガストくん(3)、アーネストくん(1)と共にポルトガルを拠点に暮らしているが、クリスマス休暇には英国に帰国する予定だ。
ジャック氏の母ニコラ・ブルックスバンクさんは、英ロンドンのワンズワースにある警備付きの豪邸に住んでいる。一家は周囲を気にせず、穏やかにクリスマスを過ごすとみられている。
画像2枚目は『Sarah Ferguson(Fergie) Instagram「We are enjoying each other’s company and feeling grateful today.」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)