【三浦 イベントレポ】MIURA FUN BEACH 三浦海岸 - WAKU-WAKU 海開きオープニングイベントDay2
三浦市とニッポン放送が協働でプロデュースする『MIURA FUN BEACH 三浦海岸』の「WAKU-WAKU 海開きオープニングイベント」が、2025年7月12日(土)・13日(日)の2日間、同海岸で開催されました。
ラジオの公開生放送やライブ、自然を活かしたアートや三浦の恵みを頂く「FUN DINING」、ビーチスポーツ、夕暮れどきのライティングイベント「うみあかり×世界のスパークリングワイン」など、魅力溢れる様々なイベントが観覧無料、入退場自由で繰り広げられた「WAKU-WAKU海開きオープニングイベント2日目の模様をご紹介します(1日目のレポートはこちら)。
Day2、5時間の特番「ラジオビーチ in 三浦海岸2025 〜MIURA FUN BEACH〜」が朝から熱い!
晴天の2日目、2025年7月13日(日)は午前9時から「ニッポン放送『ラジオビーチ in 三浦海岸2025〜MIURA FUN BEACH〜』」の5時間にわたる特番生放送です。
リスナーの方々への感謝を伝える場として、2025年はニッポン放送がプロデュースを委託された『MIURA FUN BEACH 三浦海岸』での公開生放送が実現したそうです。
熱心な番組リスナーの方々が、放送開始1時間以上前から早々にステージ前の場所取りをされています。
午前9時、『上柳昌彦 あさぼらけ』上柳昌彦パーソナリティと前島花音アナウンサーによる「ラジオビーチ in 三浦海岸2025 〜MIURA FUN BEACH〜」のタイトルコールから5時間にわたる特番がスタートしました。
最初のゲストとして、三浦産のスイカの差し入れを持って三浦市の出口嘉一市長が登場しました。
スイカを食べた前島アナウンサーから決めゼリフ「うまえじまです」も飛び出し、ステージは開始早々大いに盛り上がります。
画像出典:MIURA FUN BEACH 三浦海岸(撮影:有田 周平)
続いて、午前9時台のゲスト『ニッポン放送ショウアップナイター』で実況を担当している松本秀夫アナウンサーと上柳パーソナリティが、心に沁みる美声でかぐや姫の「湘南 夏」を三浦海岸バージョンで披露し、客席もしっとりと聴き入っていました。
午前10時台のゲストは元乃木坂46メンバーで、ニッポン放送関連会社で経理や事務として働いていた「OL兼任アイドル」新内眞衣パートナーが登場しました。
上柳パーソナリティと息の合ったトークで会場を盛り上げていきます。
画像出典:MIURA FUN BEACH 三浦海岸(撮影:有田 周平)
午前11時からは『飯田浩司のOK!Cozy up!』でパーソナリティを務める飯田浩司アナウンサー、新行市佳アナウンサー、内田雄基アナウンサーが進行を担当、
画像出典:MIURA FUN BEACH 三浦海岸(撮影:有田 周平)
ゲストには幼少期によく三浦海岸に遊びに来ていたというジャーナリストの須田慎一郎氏を迎えて『Cozy up!』ファミリーが登場しました。
画像出典:MIURA FUN BEACH 三浦海岸(撮影:有田 周平)
今回の公開生放送のために、ニッポン放送と京浜急行がコラボ列車の運行を50年ぶりに企画したそうです。
「50年前がよみがえる!京急の貸切列車で行くラジオビーチ!」として、7月13日(日)のイベント当日ニッポン放送リスナーを招待し、「ハッピー1242/93号」と名付けた貸切列車が品川駅から三浦海岸駅まで運行されました。
画像出典:MIURA FUN BEACH 三浦海岸(撮影:有田 周平)
2,000名の応募者の中から当選した幸運でハッピーなリスナー約100名を乗せ、運行中飯田アナウンサーは車掌のように車内アナウンスをして乗客を楽しませたとのことです。
ステージでも横須賀出身の飯田アナがマニアックな京急ネタを披露し、マニア心をくすぐります。
正午からは『垣花正 あなたとハッピー!』垣花正パーソナリティと、熊谷実帆アナウンサーが進行を務めました。
画像出典:MIURA FUN BEACH 三浦海岸(撮影:有田 周平)
ゲストに笑福亭鶴光、田中美和子が登場し、縦横無尽にステージを動いて盛り上げる鶴光師匠とお美和子さまの楽しいトークに、客席は大爆笑に次ぐ大爆笑。
この日晴天だった三浦海岸の暑さを吹き飛ばす、熱いトークが繰り広げられました。
画像出典:MIURA FUN BEACH 三浦海岸(撮影:有田 周平)
さらに、「LFもっこり社中」メンバーの東島衣里アナウンサー、新行市佳アナウンサー、熊谷実帆アナウンサー、前島花音アナウンサーに加え、垣花アナウンサー、午前中ステージを盛り上げていた飯田アナウンサー、内田アナウンサー、箱崎アナウンサーも加わり、
画像出典:MIURA FUN BEACH 三浦海岸(撮影:有田 周平)
『鶴光の噂のゴールデンリクエスト』から生まれた「もっこり音頭」を踊りながら披露し、客席と一緒に大いに盛り上がりました。
普段はひとりで聴くことも多いラジオですが、公開生放送はパーソナリティやアナウンサーの顔や身振り手振りを間近でみることが出来、さらに直接掛け合いもできる、ラジオの魅力が別角度から味わえる貴重な機会になっていました。
画像出典:MIURA FUN BEACH 三浦海岸(撮影:有田 周平)
筆者が近くのマクドナルドで、海岸で配布されていた「ラジオビーチ in 三浦海岸」のうちわであおいで涼を取っていたところ、お隣の方から「公開放送見ました?」と話し掛けられました。
その方は「いつも声だけ聴いているアナウンサー皆さんのお顔をこの目で見たくて来たのだけど、自分の予想と違う方、予想通りの方もいて、これからはお顔を思い出してラジオを聴けるのが楽しみ」と仰っており、公開放送はリスナー同士の横のつながりもつくる場でした。
三崎港恒例フェスが三浦海岸に、「芋煮ビーチin MIURA FUN BEACH」
午後4時30分からは、毎年秋に三崎港で開催され、市内外多くのコアな音楽ファンから愛されている「芋煮ロックフェス」オーガナイザー國井久嗣による「芋煮ビーチ in 三浦海岸2025@MIURA FUN BEACH」です。
まずは國井氏自ら、キーボード奏者で「Jobシンガー」として活動するMissato(ミサト)さんと共に登場。
画像出典:MIURA FUN BEACH 三浦海岸(撮影:有田 周平)
「芋煮ロックフェス」常連のサニーデイ・サービスのカヴァー等をしっとりと歌い上げ、徐々に暑さが和らいできた三浦海岸に沁みるように響きます。
山形出身の國井氏は、故郷山形の郷土文化「芋煮会」と「ロックフェス」を融合し、カウンターカルチャーを内包した「芋煮ロックフェス」を2013年に初開催、2014年からは三崎港で毎年秋の恒例イベントとして開催されています。
2025年9月28日(日)にも三崎フィッシャリーナ・ウォーフ 「うらり」交流広場特設会場で、「サニーデイ・サービス」やこの後登場する「かもめ児童合唱団」などが出演して「芋煮ロックフェスティバル2025」が開催されるそうですので、こちらも要注目です。
午後5時からは、三浦半島最南端の港町、三崎を中心に活動する「かもめ児童合唱団」が登場。
画像出典:MIURA FUN BEACH 三浦海岸(撮影:有田 周平)
シティポップや渋谷系の楽曲を始めとしたナイスな選曲と、子供たちのピュアな歌声が重なる合唱が心を癒してくれるかもめのライブは、通な音楽ファンからも定評があります。
近年では音楽プロデューサーで東京事変のベーシストの亀田誠治氏が主宰する「日比谷音楽祭」や各地のフェス、イベント等市外での活動も活発に行われています。
この日も電気グルーヴ「Shangri-la」を始め、奥田民生、斉藤和義等耳なじみのある楽曲が始まるとステージの客席の盛り上がりとともに、通りがかった海水浴の方々がふと足を止めたり、一緒に口ずさんだりする姿がとても印象的でした。
画像出典:MIURA FUN BEACH 三浦海岸(撮影:有田 周平)
同時開催のイベントも盛りだくさん
2日間の「WAKU-WAKU海開きオープニングイベント」と同時開催で、フレスコボールの公式戦、ABCテレビWEST.の冠番組『リア突WEST.レボリューション』の番組内企画からうまれた「リア突 海の家」など、様々なイベントが三浦海岸で行われていました。
日本では三浦海岸発祥、思いやりのスポーツ「フレスコボール」
一般社団法人日本フレスコボール協会(JFBA)が主催する「FRESCO BALL JAPAN TOURフレスコボールミウラカップ2025」も開催されていました。
三浦海岸は日本におけるフレスコボール発祥の地とのことで、『MIURA FUN BEACH 三浦海岸』オープニングイベントに合わせて、6年ぶりに公式大会が開催されたそうです。
フレスコボールとは、ブラジル、リオ・デ・ジャネイロのコパカバーナビーチ発祥で、世界各地で親しまれる新感覚のビーチスポーツです。
一般的にスポーツといえば、敵と味方に分かれて勝ち負けを競いますが、フレスコボールは「思いやりのスポーツ」と言われ、味方同士2人一組で相手の打ちやすいところにボールを打ち返しラリーを続けます。
7メートルの距離を保った相手とコミュニケーションを取りながら、5分間のラリー回数やテクニックを披露し、審判による加点などで採点が行われ順位が決まります。
画像出典:MIURA FUN BEACH 三浦海岸(撮影:有田 周平)
筆者も以前三浦海岸で行われていたフレスコボールの体験会に参加したことがありますが、ラリーが最高でも2回しか続きませんでした。
一見すると子供の頃お正月に楽しく遊んだ羽子板のようで、そこまで難しそうな印象を受けませんでしたが、実際にやってみると見るは易し行うは難しのとても奥の深いスポーツだと実感しました。
レンタルサービスでフレスコボールセット(1時間税込500円)を借りることが出来ますので、ぜひチャレンジされてみてください。
WEST.による、海の家にあったらオモロいものごとを集めた「リア突 海の家」
2025年7月12日(土)から8月11日(月・祝)までの主に週末に開催される「リア突 海の家」。
画像出典:MIURA FUN BEACH 三浦海岸(撮影:有田 周平)
「ゴム銃射的」や「流しそうめん」などの体験エリアとグッズエリアの入場チケットは事前申込が必要となり、残念ながらすでに受付を締め切っていますが、フードエリアは事前予約不要で購入可能です。
筆者はリア突ロゴをイメージした黒いかき氷「お歯黒レボリューション(税込1,300円)」を実食。
ミネラル補給などが期待できる食用炭、三浦産のはちみつを加えたブルーベリーの実たっぷりのシロップに、キウイフルーツ、ブラックベリーを乗せた爽やかな甘酸っぱさが、灼熱の太陽に晒された身体を急速にクールダウンしてくれました。
三浦産メロンを使った「リア突ラッシー(税込700円)」など、ドリンクも頂けます。
砂浜にはWEST.メンバーの旗がはためいています。
メンバーの旗との記念写真や、コラボフードをお目当てに、ぜび訪れてみてください。
「海のそなえハウス」で一生ものの安心・安全な海の知恵を
日本財団海のそなえプロジェクトによる「海のそなえハウス」。週末を中心に、「フローティングアイテムの無料レンタル体験」や、専門家の指導のもとフローティングアイテムを使った「海のアクティビティ体験会」、小学生向けに海で安心・安全に遊ぶための「海の安全教室」などが開催されます(2025年8月2日、9日、16日の土曜日と8月10日(日)に開催)。
インストラクターのお話を真剣に聞くお子さん達にとって、一生ものの生きた海の知恵となることでしょう。
『MIURA FUN BEACH三浦海岸』の便利なサービスあれこれ
ビーチのあちこちにあるシャワーやトイレは無料で利用出来、ロッカーは1日500円(税込)で利用可能です(利用時間午前9時から午後5時)。
パラソル(1日税込2,000円)やビーチベッド(1日税込1,500円)など海水浴の定番から、
画像出典:MIURA FUN BEACH 三浦海岸(撮影:有田 周平)
先述したフレスコボールセット(1時間税込500円)、ビーチバレーボール(1時間税込200円)など、ビーチで遊んだら絶対楽しいアイテムもレンタル可能です。
ちょっと贅沢に三浦海岸の滞在を楽しみたい方にぴったりなのが、CCC OUTDOOR LABがプロデュースする「ターコイズ・プレミアム・ラウンジ(事前予約制。3時間税込6,600円)」。
定員は最大4名、着座では2-3名がゆったり寛げます。
デンマークのアウトドアブランドNordisk製の鮮やかなターコイズカラーが目を惹くテントで、ドリンクサービスを受けてゆったりとした至極のリゾートタイムが過ごせそうです。
さらに、モーニングヨガやサンセットヨガ、焚き火スペース「KAKOMU」など、海水浴以外のイベントも盛りだくさん。
水着にはなれないけど夏の思い出を作りたい、日焼けはしたくないけど海に行きたい、といったお一人おひとりのニーズに寄り添うイベントがきっと見つかることと思います。
画像出典:MIURA FUN BEACH 三浦海岸(撮影:有田 周平)
公式サイトの「EVENT」ページで最新イベント情報をチェックしてお出かけください。
自然豊かな、ひろびろとした三浦海岸海水浴場の新たな魅力創出に挑む『MIURA FUN BEACH三浦海岸』。
画像出典:MIURA FUN BEACH 三浦海岸(撮影:有田 周平)
五感で楽しめる新しい三浦海岸とくつろぎビーチステイを体験しに、ぜひ訪れてみてください。
そして、夏だけでなく通年で音楽や食、スポーツやアートといったイベントを通じて三浦海岸を盛り上げていくその取り組みは、夏以降も目が離せません。
WAKU-WAKU海開きオープニングイベント
開催期間
2025年7月12日(土)〜7月13日(日)
開催場所
会場名 三浦海岸海水浴場
住所:神奈川県三浦市南下浦町上宮田
駐車場:あり
主催
三浦市
運営協力
(一社)三浦市観光協会/ 株式会社ニッポン放送