「お前のせいでイジメられた(怒)色目が悪い!」逆ギレ謎理論の客たちにお手上げです……。
筆者の周りで聞いた、思わず「あるある」と共感する話やちょっとイラっとする話をご紹介! 今回は、感覚ズレまくりなモンスター客たちの話を3つピックアップしました。 店側からしたら迷惑でしかありません……。
全く身に覚えがありません!(焦)
「私の前職は、ジムのインストラクターです。
プールの担当で、ある女性客に散々な目に遭わされました……。
月に1度開かれる泳ぎのフォームレッスンに参加してくれた女性客。
頻繁に来てくれるようになり、挨拶するようになりました。
年齢は60代です。
週3回ほど通っていた人で、見かたら声をかけるようにしていました。
毎月のレッスンにも欠かさず参加していて、『熱心な人だな』という印象でした。
ところがある日の休憩時間……。
スタッフルームにいると、その女性客が鬼の形相で怒鳴り込んできました!!
女性客『あなたが私に色目を使うから、他の女性会員にいじめられてる!』
『土下座しろっ!』
いきなりの出来事で何がなんだかわかりません。
『色目?何のことだよ……』と思いながらも、怒り狂う女性客をスタッフ数人で説得。
なんとかその場を収めます。
しかしそれからは、退勤時間に待ち伏せしたり、他のスタッフにしつこくシフトを聞いたりと、ストーカー化……。
警察に相談し、結局その女性客は出禁になりました。
私の態度が女性客を勘違いさせてしまったようです。
正直、仕事上のコミュニケーションの範囲だと思うし、スタッフにも同情されました。
とんだ言いがかりです」(20代男性)
ヤバすぎる親子に背筋が凍る……
「人生で初めてアルバイトをしたのが、地元のスーパーでした。
常連客との出来事が恐怖体験そのもの!
私はそのときの衝撃から、接客業はできなくなりました……。
学校と家の中間地点にある小さい規模のスーパー。
バイト仲間は同じ年代の学生が多く、和気あいあいとしていて、気に入っていました。
働きだして半年ほど経ったある日、レジ担当の私は50代後半の女性が目に入りました。
いつもツンツンしている感じの悪い常連客が、その日は誰かと一緒にいます。
女性客の背後にいたのは、上下ヨレヨレのスウェット姿で無精ヒゲ、おまけに髪はボサボサの男性。
率直に言えば、見るからに不潔な印象でした。
おそらく息子さんでしょう。
2人の不審な動きが気になっていました。
一応、買い物かごは持っていますが、あたりをキョロキョロ……。
スタッフをジロジロ見ては、2人でヒソヒソしています。
すると突然、女性客がバイト仲間の女性スタッフに話しかけました。
『あなた彼氏いるの?うちの子と付き合わない?』
女性スタッフ『こ、困ります……!』
なんと親子の目的は息子の嫁探しでした!
“様子がおかしい!”と店長を呼ぶと、警察に通報。
警察が駆けつけたころには、女性スタッフは息子に手を握られたと大号泣でした……。
女性客は、『うちの息子に色目を使ったんだ!その女が悪い』と逆ギレ。
女性スタッフも大声で泣き叫び、大混乱。
それ以降、あの親子の姿は見かけません。
“今もどこかで嫁探しをしてるのかも”と思うとゾッとします」(10代女性)
逆ギレやめて!
「私は、駅員として働いています。
ときどき困ったお客様に出くわすことがあるのですが……。
先日の中年の男性は、強烈でした。
その日は大雨で、男性客が急いだ様子で券売機まで走ってきました。
雨でびしょ濡れになってしまった財布から取り出したのはくしゃくしゃの1000円札。
男性は1000円札を無理やり券売機にねじ込みますが、案の定紙幣が詰まってエラーが出てしまいました。
すると男性は私のほうを振り返り『おい!そこの駅員!早く来い!』と怒鳴りながら私を呼びつけました。
機械に詰まった紙幣を取り出す作業は難航し、やっとのことで取り出せました。
男性に返却したころには、男性の乗りたかった電車は既に発車したようです。
『あぁ!間に合わなかったじゃないか!どうしてくれるんだ!』と怒りの矛先を私に向けてきました。
理不尽だと思いつつも謝罪するしかなくモヤモヤしましたが、大雨の中びしょ濡れになりながら駅を去る男性の姿をみて少しだけスカッとしました」(30代女性)
場をわきまえた行動を……
スーパーであれば買い物をする、ジムであればトレーニングをする場所であり、それ以上でもそれ以下でもありません!
目的や距離感を間違えないようにしたいですね……。
※この記事は読者から寄せられた体験談やご意見を元に、一部編集を加えて作成しています。